第361話 JKを舐めンなよ❗❗
「はいはい、じゃぁ、やめやめェ~!!
終了ォ~~~ー…!!」
ショーリは両手を頭の上で振った。
「え……?」
「笑われる事が怖かったら何にも出来ね~じゃん。
たかだか、『横須賀ストーリー』を合唱するのが恥ずかしかったら最初っから路上販売なんかすンなよ!!」
「うう……」
なんか、ムカついた。だが即座に反論できない。
「だって、別に大した額じゃないンだろ…… 買い取りって言ったって! 一万ちょっとでしょ❗❗ 一人さぁ~……❗❗❗」
「そ、それは……」
そうだけど……
「いいじゃん。それっぽっち……
みんな恥かかずに済むンだし!!」
「…………」
全員、黙って顔を見合わせた。
「じゃぁ、解散すれば……!? オレは別に構わないけど……」
そう言って立ち去ろうとした。
その瞬間、私の中で何かが弾けた。
プッチン……❗❗❗
「待てよ。ショーリ……❗❗❗」
「え……? 何だよ」
ショーリは振り向いて尚も続けた。
「やめとけよ。イチゴ!!
恥ずかしがって踊ってちゃ、見てるこっちが恥ずかしいンだよ!!」
「フン、
「え……?」
「やってやるよ! 横須賀の
「フフ… よ~し、イチゴ!!
よく言った。さっすが、元ヤン…😉✨💕」
ショーリがウインクし、私を指差した。
「フフ…!!」
思わず、サンタたちが笑った。
「誰が…、元ヤンだよ!!」
私はショーリを睨み付けた。
「私は…、現役の横須賀
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