第346話 いざ、出陣❗❗

「フフ…、行くよ! 

 ゴンちゃん!!」

 いざ、出陣ね。

 ゴンちゃんも笑顔で頷いた。


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇



 本社ビル、会議室で待つこと三十分、私たちの前に置かれたお茶もなくなってきた。

 その時、コンコンとドアがノックされた。

「はい!」

 返事をした声が上擦っていた。

 ドアが開き、会議室へ三十代の若々しい男性が入ってきた。

 かなりのイケメンだ。


「どうも、お待たせして悪かったね!!」

 思ったよりも若く柔和な顔だ。

 私たちは立ち上がって頭を下げた。

「横須賀Y高校の野原イチゴです。」

「同じく権藤麗華です。」


「へぇ! やっぱ、横須賀の女子高生は、日本一スカートが短い

ンだ!?」

「え…?」

 ゴンちゃんと顔を見合わせた。


「いや、ゴメン! どうぞ、楽にして!!」

 手で促され、私たちは席に着いた。

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