第340話
場所を私の家に移し議論した。
リビングでは、持論を闘わせた。
「だから、わざわざ事を荒立てなくたって、良いじゃン。文化祭のノリなんだから!!」
ゴンちゃん。
「そ~よ。文化祭で、いちいち商標権だ。
なんだって、目くじら立てるゥ~?」
ニコ。
「コスプレ喫茶で、ロイヤリティ払うのなんて、聴いた事ないじゃん。」
ムッチ。
「わかってるよ…。でもそれは、学園祭だから許されるンでしょ!!」
「え?」
「学校の中は治外法権だから…、営利目的の商売じゃないと言うことで大目に見てンじゃないの!!」
「あのねぇ、イチゴの言う事は、尤もよ!
でも…、最悪、販売出来なきゃ、150着分の代金、どうするのよ!!」
「それは……。」
お金の事になると気が重い。
全額自己負担になったら、かなりの借金だ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます