「えぇええええええ～～ーーーー？？？

　何、何、なぁ～ーーに？」

　ゴンちゃんは大袈裟に驚いていた。

「聞いてないよ～ーー！！」

　ダチョウ倶楽部か、あんたは……。

「言ってないし～…！！」

　私は冷静に突っ込んだ。

「フフ……。」

　サンタはニヤニヤと笑みをこぼした。

「え、じゃぁ、なンなの？　ここに、その幼馴染みの彼氏と二人っきりで住んでるの？

　ねぇ？」

　ゴンちゃんは興味津々だ。

「いや、別に…。彼氏じゃねェ～し……。」

　そう、確かに厳密に言うと、今、この家には私とショーリの二人で暮らすことになっていた。

「だって、親同士が再婚で、その子供が幼馴染み同士って、絶対、漫画じゃん。」

　ゴンちゃんは嬉しそうに話した。

「何、ラブコメ？　あ○ち充の世界？」

　ニコも笑みを浮かべていた。

　まぁ、いつも笑ってるような顔だけど……。

「ち、違うよ！　みんな何、勝手に盛り上がってンだよ！！」

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