第191話 那奈

 テレビのボリュームを落とすと、ドアが開き、ショーリが場違いな笑い声を上げた。


「ハッハハ!!

 いっや~、ご機嫌だねぇ~~……😆🎶✨

 美人揃いじゃン! 今夜は!!」


「あ!! どうも…、お邪魔してます。」

 那奈は驚き、中腰になって頭を下げた。


「いえいえ、楽にしてよ。那奈ちゃん!!」

 ショーリは人懐っこい笑顔で応えた。

「ねぇ、彼女ォ~! 焼きソバ食べる?」

 手には、お盆に焼きソバが乗せられていた。


「はぁ…。」

 那奈もビックリだ。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る