第134話 おさまるようなタイプじゃない

「爺ィ! 何、言ってンだよ!!

 アスカは正義のために一生懸命闘ってンのよ!!」


《はぁ~! そのために悪の秘密結社が、どれだけ苦労しておると思ってンじゃぁ~ー!!》

「え~…、何、それ~…??」


「ぶっちゃけ! それほど一生懸命、やってないンだけどねェ~!!」

 美剣は苦笑いし肩をすくめた。


《ぬゥ~ァ~にィ~!!》


「だって、オレって、正義の味方でおさまるようなタイプじゃないじゃン!!」

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