英雄殺し

作者 蒼井金太郎

120

44人が評価しました

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★★★ Excellent!!!

重厚、圧巻、壮観。第一幕を読み終えた時点での余韻が半端ないです。
ただのファンタジーだとオブラートに包む部分や、面倒なところは省く設定もリアルに再現されており、これぞまさにダークファンタジーだと言える作品。本格的とはこのこと。
異国で言葉が通じないというのは、普通ならみんな共通語!とするところ、そうしなかったのが重厚な物語に繋がっています。
さらに、ダントツですごいところがバトルシーン。
ダークだけに、こちらの顔がしかめ面になる程の残虐さと本格的交戦で、読んでいる時間を忘れてしまう程、集中させられました。
出てくるキャラクターそれぞれにも感情移入してしまうため、敵であっても亡くなると、ひどい喪失感を味わいます。
ストーリー、登場人物となにをとっても完成度の高い確立された世界観です!

読み求めているものは、テンプレではなくライトノベルでもない、本物のダークファンタジーなんだ!という方、とにかくこの作品を読んでみてください。圧倒されます。

★★★ Excellent!!!

テンポはミデアムな印象で、バトルシーンはいい感じに加速する。僕もバトルは多用しますが、バトルの味付けが憎い。侵略してきた敵に長刀で対抗して奮闘する姿は、バトル好きにはたまらない。
一度読んだら忘れられないキャラクター群。展開にピッタリ合っている。感動の宝庫である。

★★★ Excellent!!!

面白いです。とにかく面白いです。
夢中になり過ぎて元々乏しい語彙力が行方不明になったので、内容の紹介は皆様の素晴らしいレビューをご覧ください。
そしてとにかく面白いわけです。好きです。

私も一応書き手なので、気に入った作品は無意識に「どこが気に入ったのか、好きなのか」と考える癖がついているのですが、このお話を読んでいるときは生き生きとした世界観やキャラクターたちを思い浮かべながら、ひたすら物語だけを追っています。これはとても幸せな読書体験です。
気合いと作品への誠意を感じる(←ここが一番好きなのかも、と今気づきました)重厚ダークファンタジーをお求めの方に、強くオススメいたします!

★★★ Excellent!!!

人知を超越した力を持つ「英雄」に立ち向かうのは、国を失い、刀一本を背負い彷徨う「人斬り」。
言葉も通じない異国で、何を目的に、何を欲して戦うのかも定かでない状況で、滅び去った倭国の男・トシは満身創痍になりながらもただ眼前の敵に食らいつきます。

余りに泥臭く、決して華麗とは言い難いその戦いぶりはしかし、何故だか見る者を惹きつけてやまず、一国を消し去る力を持った強大な敵にすら打ち勝ってしまいそうな、凄まじい説得力を持って読み手の心を打ちます。

手に汗握る展開の連続の末に一幕を降ろしたこの「英雄殺し」という物語は、まだまだ続くのでしょう。

皆さんも、是非ともこの唯一無二の世界に触れ、「英雄殺し」の生き様を最後まで見届けてみませんか。

★★★ Excellent!!!

一言で言えば、凄惨。血と泥と焔燻る煙の味がする物語です。

敗戦国である倭国よりアンライト大陸へ渡り来た奴隷であり、戦いに遊ぶ男トシ。
魔の大陸ことコルギック大陸の魔女であり、宿業ともいうべき血の狂いにより戦いを求める英雄アリシア(エイメイ将軍)。
対峙する二人の、そこへ至るまでの生。と、同時に、彼らを取り巻く人々のそれぞれの生が物語に描かれる。

何よりも特筆すべきところは、戦闘描写の迫力。そういったシーンを作者さんご自身がお好きだとおっしゃるだけあって、これを描き切る! という気魄と物語自身が持つ熱量に引き込まれ、彼らの戦いの行く末を是非にでも見定めたくなります。

物語は、エピローグをもって、ひとまず第一幕が終了。
現在、第二幕が連載されているところです。

清濁併せもつアンライト大陸の人間たちと、非情の中にも一片の情を垣間見せる、コルギック大陸の魔人たち。彼らの闘いと生きざまを、そこに見える景色を、どうぞ、この機会にページを開いて、自らの目でお確かめください。

★★★ Excellent!!!

絶望と滅亡から始まるプロローグ。
本作は、ダークファンタジーである。

血臭と躍動が伝わってくる迫力の戦闘シーン。
本作は、圧倒的迫力のダークファンタジーである。

強靱かつ強烈なキャラクターたち。
本作は、圧倒的迫力の極上肉厚のダークファンタジーである。


読み手に目を瞑らせることを許さないであろう本作の、続きが楽しみで楽しみで仕方ない。

★★★ Excellent!!!

これは大太刀を手に流浪の傭兵トシが国を渡り様々な敵と戦っていく物語である。

手に汗握る戦闘描写は見事で物語にぐいぐいと引き込まれます。
そして特筆すべきは登場人物たちに様々な人生ドラマがあることでしょう。

傭兵トシと命の恩人であるフェルト王国の騎士マギルタ・アンサンス伯爵。
そしてその勝気な娘デューイ。
麗しく精強な女将軍エイメイなど全ての人物にドラマがあり魅力的でした。
彼らの素朴な会話のやり取りにもカッコ良さを感じます。
続きに期待しています。

★★★ Excellent!!!

 「人斬りの半生を描くダークファンタジー」への期待感は、プロローグを読めば一目瞭然。
 圧倒的迫力を伝えるハイレベルな描写と、大規模な戦闘シーンへの興奮が、おのずとページをめくる手を本編に導きます。

 バトルだけでも十分な味があるのに、この作品はそれだけじゃない。
 物語の地盤となる世界背景が非常に緻密で、歴史作品と銘打っても過言ではないリアリティ。
 登場人物の魅力だけじゃない、それぞれの国の勢力関係や文化に関しても、読み応え抜群の作品です。

 読者の腹を満たしてくれる文章が詰まった、肉厚のダークファンタジー。
 これは味わうしかありませんよ!