第25話 恐怖

◤◢◤◢WARNING!◤◢◤◢◤◢


今回はゼロのキャラ崩壊が起こります見たくない方はブラウザバックをオススメします、それでも構わない方逆にキャラ崩壊を見たい方のみお進みください


「…………」

「…………」

「おい」

「ヒィィ!ト、トモカズさんですか…びっくりさせないでくださいよ…」

「お前さっきから痛えんだよ左腕が…お化け屋敷にビビって彼氏にしがみつく女みたいなことしやがって」

「わ、私がこういうの嫌いなのは知っているでしょう!」

「はあ…普段の冷静さが嘘みたいだぜ…」

「ぜ、絶対離れないでくださいよ!」

「わかったから一回手ェ離せって…はあ…」

(何で俺がこんな事に…)


前回の甘いもの早食い対決で敗北したゼロはお化け屋敷を体験するという事になったが…

「お断りします」

「勝負は勝負だよさあ諦めたまえ」

「勝手に巻き込まれてこんな事させられるのは嫌ですよ」

「まさか…怖いのかい?」

「え?」

「怖いから断るんだろう君は」

「そ、そんな訳ないでしょう!いいでしょう!やってやりますよ!」

ゼロは1人でお化け屋敷に入るが…


数秒後…

「ヒィィィィィィ!助けてえええええ!!」

猛ダッシュで出てきた

ガシッ!

カズに抱きつく

「おい何やってんだよお前!離れろって!」

しかしゼロは泣きながら

「嫌だああああああ!!聞いてよおおおお!お化けが僕をいじめるんだああああああ!!!うわあああああ!!」

「わかった…わかったから落ち着けって…」

カズはゼロを落ち着かせ…

「もうやめようぜ?オオカミ…こいつは怖い物が苦手ってわかったろ?」

「それじゃあ面白くないよゼロが怖がる姿を見たい読者が居るんだから」

そう言うとオオカミは小説管理のコメントから…

【ゼロかわいい・・・可愛くない?やっぱりゼロすこ】

【オオカミ先生ナイスですよ】

二つのコメントを取り出した

「ほらどうだい?」

「いやこれ同一人物のコメントじゃねえか…って言ってもどうすんだ?確かにやらねえと話が進まねえし」

「じゃあカズと一緒にやるかい?以前Twitterのアンケートでやったじゃないか肝試しやるならどのコンビが良いかって…その結果カズゼロコンビの票が一番多かったじゃないか」

「いや…」

ゼロが口を開く

「やらなくてもいい方法が一つだけ…それは」




「さて…次の話はお化け屋敷かーそろそろ書k…」

ズドォォォォォン!

突然漆塗りの真後ろに巨大な剣が飛んでくる

漆塗りさくしゃを消せばやらなくて済む…ははは…」

「やめてえ!殺さないでお願いだから!」

ガシッ

カズがゼロを押さえつける

「落ち着けって!わかった俺も一緒にやるから!な!だからそれしまえ!」


こうしてカズもお化け屋敷に入る事になった


「そろそろゴールだな…はあ…疲れたぜ…」

「あと少しですか…はは…」


すると突然2人の前に何かが落ちてきた…それは…

「こいつは…マネキンか…ったく最後の仕掛けがこれか…ってゼロ!」

ゼロは出口に向け全速力で走る

「嫌だああああ!もうお家帰るうううううう!!!」

「はあ…やれやれ…」


その後数日間ゼロは1人で眠れなかったようで…

「……」

「……」

「トモカズさん?」

「何だよ…」

「手離さないでくださいよ?」

「はあ…もう何日めだよ…もう勘弁してくれ…いい加減1人で寝かせてくれぇ…」



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