第48話少年期[38]・・・・・・肉はあることに越したことはない

Dランクでも相手にならないか・・・・・・力、魔力を考えればCランク、だが技術、戦い方を計算に入れれば二段階くらい上か。

まだ上位種が二体いるけど、多分相手にならないだろうな。


「ブモオオオォォオオ!!!!」


オークソルジャーは剣術スキルで得られる技、斬撃波で斬撃をグロイアスに飛ばしてきた。

上位種なのだからか範囲が少々広かった。

だが、グロイアスにとっては全く脅威ではないだ。


オークソルジャーが斬撃波を飛ばしてきた少し後に、魔力による斬撃を斬撃波に飛ばし相殺させた。

グロイアスは魔力の斬撃を放った瞬間、大きく前に跳躍しオークソルジャーの前にいた。

そして素早く魔力を纏った剣で、首を一閃。


スパッ、と綺麗な音とともにオークソルジャーの首が落ちた。


そしてグロイアスが残りの三体に目を向けると、オークメイジの魔法が完成したのか、盾を持っていた二体がメイジの前からどいていた。


そしてグロイアスに向かって火の槍、ファイヤーランスが放たれた。

こちらも先程オークソルジャーが放った斬撃波と同様、普通より火の槍が大きかった。リルが放つファイヤーランスに二・五倍の大きさはある。


それに対してグロイアスは先程の様に、同じような攻撃で対処するのではなく、火の槍に向かって風の魔力の斬撃を放った。

風の斬撃波火の槍をあっさりと真っ二つにした。


そして斬り裂かれた火の槍が木に直撃したので山火事になると面倒なので水を創りだし鎮火しておいた。


グロイアスはお返しとばかり、まずはファイヤーランスを塞がれたことに驚き、硬直している盾をを持つ二体のオークに、ウィンドウスピットを頭に放ち、オークメイジに向かってダッシュ。


オークメイジは魔法で迎撃するには時間が足らないと判断したのか、杖で殴りかかろうとしたがその前にグロイアスがオークメイジを一刀両断し、真っ二つになり絶命した。


「分かってはいたけど、魔力量も五分の一程度しか減ってないな。まぁ、強いことは良いことなんだけどな」


俺は一瞬これから大量に造り続けて行けば、一国と戦争しても勝てるんじゃないかと思ったが、直ぐに頭を横に振りバカなことを考えるのを止めた。だがこの先自分が冒険者になり、その中で関わってきた人や家族、仲間に国家絡みで手を出して来たら国ごと潰してやろうとは思った。


そしてオーク達の死体を回収し少し、今回のことについて悩んだ。


(なんというか・・・・・・今回のオークの集団は統率が上手く執れていたな。しかも一つの集団に上位種が二体か。いや、ないことではないんだが、もしかすると近くにオークの集落がある可能性がなくもないな。でもキング種はいないはずだ。Bランク以上の奴らがいれば、気配察知とかのスキルなしでもなんとなくわかるからな。だからいてもジェネラル。しかし他のと比べて能力が高いジェネラル・・・・・・ほっとくのはちょっと良くないだろうな)


それから俺はグロイアスと一緒にオークの集落を探すことにした。




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