第47話少年期[37]やっぱり相手にならないか

「う~~ん、流石にコボルト相手じゃ話になんないか・・・・・・もう少しお手頃な相手はいないかな」


一応魔石は回収し死体は、アンデットになられたら面倒なので燃やして灰にしておいた。

そうだな・・・・・・オークでもいればいいんだけどな。そう簡単に見つかるかな~~~。


「まっ、まだ時間があるんだし探してみるか。行くぞ、グロイアス」


そう言って駆け出すと、頷き俺の後についてきた。

DランクCランクの魔物でもいればいいんだけどな・・・・・まぁそこは運しだいと言ったところか。




二十分後、運よくオークの集団が見つかり、数も多く八体。しかも上位種のソルジャーとメイジもいる。

総合的なランクはCの上位ってところか。十分な相手だな。

まぁ、少し嫌な予感がするんだけどな。


「おし、グロイアスあいつらをそうだな・・・・・・あまり原型を崩さないように殺して来い」


グロイアスは頷き先手必勝とばかり風の刃、ウィンドカッターを両手から放った。

放たれた風の刃は二体の通常のオークの首を切った。


切られたオークは悲鳴を上げることもなく、自分がどうなったかも理解する暇もなく命を落とした。


「ブゴオオオオ!!!」


仲間が殺られたことに気づいた、オークの集団のリーダー的な存在? が声を上げグロイアスの位置を見つけ中に指示を出した。

そして斧や槍を持ったオーク達四体、その後ろにオークソルジャーの順でグロイアスに襲い掛かり、後ろでは呪文の準備をしているオークメイジを、盾を持ったオーク二体が守る体制をとっていた。


・・・・・・オークにしては統率が取れているな。ますます俺の予感が当たっていて欲しくないな。


向かって来るオークをグロイアスは、腰に掛けてある剣を抜きまずは一番先頭のオークに斬りかかった。

グロイアスはスピードを調整し途中で一段階上げて、斧を振り下ろそうとしたオークの腹を一刀両断。

よく見ると剣には魔力が纏われていた。


なるほど、だから俺が造った即興の剣で、あんなにきれーにスパッと斬れたのか。

にしても魔力を出した時間ほとんどオークの腹を斬る瞬間だけだったな・・・・・・・・・・・・いくらそういう動きをするようにしろとプログラムをインストールしたとはいえこれは・・・・・・なかなかエグイくらい上手いな。技術だけで言えばBランクの冒険者並みにあるのか?


それからも残り三体をスピードで翻弄し、手を斬り裂きを武器を手放してから心臓を一突き。

横に振られた槍をバク転で躱し、俺の一応オリジナル魔法、貫通力が高い小さな風の槍。ウィンドスピットで脳を貫き絶命。

もう一体は魔力の斬撃で足を切断し、動けなくなったところを中段蹴りで頭を刈り取り終了。


やべーーー・・・・・・グロイアスマジで強えええ。




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