第45話少年期[35]実験スタート

「よし・・・・・・ここら辺なら人に見つかることはないだろう」


今日は錬金術で試してみたいことがあるので、なるべく人目につかないところに来ていた。


そして今日家を出るときに、メイドのローリアになるべく旦那様と奥様に心配をかけないようにしてくださいねと、弁当を渡されながら言われた。言われた瞬間冷汗が流れた。


心の中で、もしかしたら俺が友達と遊ぶと言って、ゲイル達と特訓をしたり魔物と戦っているのがバレてないかと思っていたが完全にバレていたみたいだ。

まぁ、ゲイルと初めて戦った後のボロボロな姿を見られれば、遊んでいて怪我をしたって風には見えないもんな。


なんてことが家を出るときにあった出来事だった。これからは特訓するときは、一応替えの服を持っていくか悩んだ。


「まぁ、とりあえず実験の準備を始めるか」


俺は地面に創造のスキルで創ったブルーシートの上に実験材料を置いた。


ロックリザードマンの魔石六個、フライメタル鉱石大量、スタールタートルの甲羅四つ。ストーンガの血たくさん、ファングタイガーの肉一体分、ハイ・コボルトリーダーの骨一体分。


うん、こんだけあれば結構良いのが造れるだろう。

ちなみにだけど俺がこれから作るのはゴーレムだ。もちろんド〇クエに出てくるようなゴーレムではなく・・・・・・錬金獣っていったらいいのかな?? まぁ、とりあえずそんな感じだ。


本来の錬金獣はまぁ、いろいろな種類がある。(魔物の中にもゴーレムと言う魔物をいます)普通の動物の形をした物や昆虫型、またはキメラのような混合種? といった錬金獣がある。

その中でも俺は限りなく人間に近い錬金獣を作ろうと思っている。

幸い人の体の構造などは、創造で創りだした人体の構造的な本で上手い事造れるはずだからな。創造スキル様様だな。


てなわけで実験開始!!!










・・・・・・・・・・・・・・・・・・五時間後


「おし! ようっっっっっやく出来たああああああああ!!!!!!!」


ようやく完成した。

いや~~~~~~~マジで長かった。こんだけ何かに集中したのは初めてじゃないかな。

途中までは人間の人体構造をベースにすればいいかと思っていたけど、よく考えれば関節を動かす範囲が広ければそれだけ戦いかたの幅が広がると思い、無理のない範囲で弄り、また途中でメインの攻撃方法は拳と足の攻撃にしようと思っていたけど、何か武器でも持たせた方が良いのかと思い、本当は鍛冶師に頼んでしっかりとした武器を作ってもらった方が良いとは思うが、とりあえずということで魔鉱石というそこそこの固さの鉱石を、創造のスキルを応用して使い、ちゃんとした本職が造ったのには劣るが剣を造った。


そして武器を持たせたことで、余計に作業が増えてしまった。

錬金獣の動きは、基本的に造る人の技量によって変わる。低ければ動きの種類は少なく高ければ複雑な動きも出来る。

ちなみに動かすには魔力回路がどーたらこーたらと、わけがわからず頭がパンクしそうなので無魔法プログラム、インストールの二つを造りプログラムで動きを正しく効果を把握し確立させ、インストールで錬金獣に動きを刷り込ませた。

俺の場合はそこまで技量は高くないので、この方法使った。これなら普通よりは速く作業が終わるはずだが、普通の人型より関節の稼働範囲を広げたのと剣を持たせたことにより、作業時間が二倍、三倍となった。


「っま、中々上出来だろうな。名前はどうしようかな。そうだな・・・・・・・・・・・・・グロイアスでいいかな」


うん、相変わらずようわからないセンスだな。



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