第16話少年期[6]俺死ぬかもな

やっとこれたよ鉱山に。


昨日はリル達の相手をしてたからこれなかったからな。

今日はたっぷり探検するぞ。


俺は早速レーダーを使い前回マーキングした最短ルートをたどって前回たどり着いたところまで走って行った。


途中でゴブリンとコボルトは魔石だけを回収してすぐに移動した。


小さい魔石でも今作ろうとしてる魔道具には必要だからな。

もちろん鉱物も回収した。


そして二時間ほど鉱山を探索していたら鉱山の外に出た。


鉱山の中正直言うとあまり良い鉱物、魔物はいなかった。

オーガが何匹かいたのは良かったかな。


でも一番の収穫は鉱山内に落ちていた魔剣と鎧かな。あとお金を少々。

魔剣はフロストグレイブ。氷の魔剣でなんとランクが6!

効果はもちろん氷を操ることと氷の魔法を使うときに多少の補助がある。


付属魔法にはアイスクロウって魔法だった。

切るときに剣の両側に氷の刃が出るらしい。


実際に使ってみたけどなかなか使いやすかった。


まぁこの話はこれまでにして鉱山の外側の探索と行きますか。




いや~~、なかなかいいね!


鉱物はランク3~4が多く採れる。

魔物もリザードマンやたまに上位のリザードマン。それにロックバットにロックリザード。

D~Cランクの魔物が多くいたからな。


ランクCの上位のリザードマンにはそこそこ苦戦したな。

あらかじめ鑑定眼でステータスを見ていたから魔法を使えるのはわかっていたけど実際使われると厄介だったからな。


でもその分魔石も大きかったし素材もいろいろつかえそうだしな。


よ~しこの調子・・・・・


「そこの人間。少し待て」


・・・・・・まてよ。

この鉱山に人の気配はなし。

今レーダーにかなり強い魔物の気配あり。


俺はそ~~っと後ろを向いた。


そこには見た感じ侍の印象が強いリザードマンがいた。

やっば。ステータスを見たが半端なかった。

まず普通のリザードマンでなく上位のリザードマンでもない。

希少種のリザードマンだった。ランクはA。ブラッソと同じって・・・

筋力等は優に千五百は超えていた。

筋力と敏捷に関しては二千にまで届いていた。

魔法も複数使えるときた。


いや、ブラッソのステータスみたことあるからある程度予測はしていたよ。

でも実際にみるとな・・・でも戦うしかなさそうだな。


全然逃がしてもらえそうな気配はなさそうだしな。


「なにか用かなリザードマンさん」


「この鉱山にいたリザードマンを殺したのはお前か」


「・・・そうだよ」


「なるほど・・・まだ幼い子供と思って多少気を緩めていたがそうもいかなさそうだな」


ちっ、ブラッソと一緒で相手を侮らないタイプか。

厄介な相手だ。


「逃がしては・・・くれそうにありませんね」


「あぁ・・・」


ランクAとやるのはブラッソ以外とは初めてだな。

と言ってもあの時はどっちも本気じゃなかったから実質今回がガチバトルってところか。


「ふぅ~・・・オールアンロック」


俺は両手両足に胴体にかけてる複数の重力魔法を解いた。


古臭い特訓方法かもしれない一番効果がでそうだったしな。


「そんでライトニングドライブ」


俺は雷を纏った。

一応高位の魔法らしい。


「用意ができたみたいだな」


「あぁ・・・待たせて悪いな」


本当にやばいな・・・・・・今日俺は死ぬかもな。

なのに、なんでなんだろうな。

なんで俺はにやけてるんだろうな。


「人間なぜにやけている」


希少種のリザードマンが聞いてきた。


「なんでかって? ・・・そんなの」


そうだった。そうだよ。この世界に来てずっと思っていたじゃないか。

俺の使える力を全部使って全力で戦いたいって。


「今ここであんたと全力で戦えるからに決まってるだろ!!!」


「なるほど。道理で幼くも強者であるわけだ。なら私も全力でいかせてもらおう」








カンっっっと石と石がぶつかった音がした。



「・・・いくぞおおおぉぉぉおおおおお!!!!」


俺は体術の縮地を使い魔力を纏わせた剣で希少種のリザードマンに斬りかかった。

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