第12話少年期[2]鉱山1

おいおいブラッソってかなり強いんだぞ。

油断してたら俺が瞬殺されるくらい。


まさか竜種なんてことはないよな。

まぁ・・・行ってみないことにはわからないか。


「情報ありがとなブラッソ」


「キニスルナ。ワレトオマエハトモ。ソウダロ」


「・・・そうだな」


自分で言いだしたことだがこんな風に言われるとやっぱり恥ずかしいな。


「んじゃ、行ってくるわ」


「シヌナヨ」


「そう簡単に死なねーよ」


そういって俺は鉱山に入った。





さてさて入ったはいいが。


「無茶苦茶広いよなここ」


迷ったら絶対に遭難確定だな。


「まずはレーダー、そしてマーキング」


レーダーは名の通り周囲を探れる魔法だ。今込めている魔力は薄いがもう少し魔力を込めればレーダーに映る魔物の大体の強さはわかる。


マーキングも名の通り自分の動いてきた道を示す魔法だ今回はレーダーと複合してるからレーダー図式に映る道に棒線が引かれてるけどな。


「どんな魔物と鉱物が手に入るんだろうな」


五分ほどなるべくすべての道を通るようにして山頂を目指して歩いていたら鉱物らしき物を見つけた。

鑑定してみるか。


鉱物 鉄鋼 ランク2

   鉄より硬く主にロングソードや剥ぎ取りのナイフとして使われる。

   多くの鉱山に見られる。

   加工、錬金するには鍛冶師のスキルと錬金のスキルがともにレベル2あれば出来る。


へ~結構使いやすい鉱物なんだな。

でもなんか・・・魔力を通してみたら不純物みたいなものが混ざってるな。

余計なものを取り出すか・・・こんな感じかな。


「抽出」


おぉ、おぉ。なんか明らかに余分なものですって感じなものだな。

とりあえずこれは捨てて・・・いや待てよ。これはこれで使い道がありそうだな。

とりあえずとっておくか。


俺は先日自分で作ったアイテムバックに不純物を球体にして入れた。あと鉄鋼も。


アイテムバックは自分で作ったといってもこの間覚えた空間魔法を使って作った。

元々空間魔法の魔法で収納空間っていうのをつくたんだけどどうやらこの世界にはまだ空間魔法はないらしい。

でもアイテムバックは買うとしたら金貨何十枚とするらしい。でも狩りとかするときとかに便利だから欲しい。


だったら、普通のバックに空間魔法使えば行けるのではと思い実際にやってみたらあっさりとうまくいってしまった。


本来なら錬金術師の人で錬金術のレベルがかなり高い物が何人かで長時間かけてやっとできるものらしい。


・・・漫画やラノベ好きの発想に感謝といったところだね。




今やっと中層部のところって感じだな。

あの後鉱物は鉄鋼に鋼、銅に銀が少し。それで一番嬉しかったのは火炎鉱石が手に入ったことだな。

火炎鉱石は主にランプの魔道具や炎の魔剣に使われたりするので是非欲しかった鉱物だ。


魔物に関しては今のところそこまで凄いのはいなかった。

ゴブリン、ゴブリンリーダー、ホブゴブリン、コボルト、コボルトナイト、そんでオーガ。

オーガはステータスを見たとき筋力が320ほどあったから一瞬焦ったけどよく見れば敏捷200。


・・・身体強化を使えば俺のほうが速かった。


オーガはランクCだから魔石も他のと比べて大きかったのでこれは素直に嬉しかった。

後コボルトナイトが妙に良い剣を持っていると思ったら魔剣だったのでついでに貰っておいた。

ランクは2とあまり高いものではなかったけど付属効果に速度上昇小とあったので今度父さんの私兵の誰かにあげようと思った。


「よしそろそろ帰るとするか」


俺はレーダーの図式に今俺がいるところにマークをつけて、マーキングから最短距離を選び全速力で家に帰った。  

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