第9話幼少期[7] 流石兄さん、いろんな事考えているんだな。

王都から家に帰って数日が経った。


その間はこれといった出来事はなかったんだけどかなり驚いたことがあった。

父さんが王都から家に帰る途中に俺達を襲ってきた魔物をあまりにも簡単に倒すので鑑定眼Sを使ってステータスを除いてみると本当に凄かった。

まず父さんが・・・


ガレン・ゲインルート 25歳 レベル73


職業領主 元Aランク冒険者


体力 1300

魔力量 1050

筋力 17040

防御力 1470

敏捷 1580


スキル 剣豪 剣術上昇率大


特技 剣術レベル10 槍術レベル7 短剣術レベル6 二刀流レベル8 盾術レベル5 魔剣術レベル8 身体強化レベル7 投擲術レベル6・・・・・・・・


魔法 火魔法レベル7 水魔法レベル5 風魔法レベル7 


2つ名 旋風を纏いし剣豪 神速の騎士


と、なかなかの高ステータスでした。

魔力量ならワンチャン超えてるんじゃないかと思ったがそんなことはなかった。


もしかして母さんも? と思って母さんのステータスも覗いてみた。


レミア・ゲインルート 25歳 レベル60


職業なし 元Aランク冒険者


体力 870

魔力量 2240

魔力 1820

筋力 650

防御力 590

敏捷 740


スキル 基本属性魔法攻撃力大 短剣術上昇率中


特技 短剣術レベル7 棍棒術レベル5 身体強化レベル4 気配感知レベル6 罠感知レベル6 料理レベル5

裁縫レベル4・・・・・・・・・


魔法 火魔法レベル10 水魔法レベル8 土魔法レベル8 風魔法レベル7 雷魔法レベル7 闇魔法レベル6 獄炎魔法レベル4


2つ名 煉獄姫

・・・・・・・・・はい、母さんもマジでステータス高いです。

魔力量なんて生まれて少ししてから今まで意図的に伸ばし続けてる俺の二倍以上あるんだぞ。

それに獄炎魔法なんて初めて聞いたわ! あれか、火魔法レベル10まで上げてさらに使い続けると使えるようになる魔法とかそんな感じか?


まぁ、とりあえず二人がとてつもなく強いってことはわかった。


そして話は変わるけど父さんに冒険者になるなら十二歳になったら冒険者の学校に入ったほうがいいと言われた。

けど、俺的には十二歳になったらそのまんま冒険者になりたいんだよな。

必要なものは後七年もあれば自分で揃えられそうだしな。


なんて結構先の事を家の庭で考えているとこちらに向かって来る足音が聞こえた。


「ゼルート、こんなところにいたのか」


俺のところに来たのはクライレット兄さんだった。

兄さんの見た目は漫画とかで出てきそうな男版の生徒会長って感じだ。

クールな感じだけどドライと言うわけでわなく基本的に優しい。


「どうしたんですか兄さん?」


とりあえず俺は兄さんに何か用でもあるのかと聞いた。

すると兄さんは真剣な顔で俺に質問してきた。


「母様からゼルートは魔法使いの才能があると言っていたがそれは本当か?」


クライレット兄さんから予想外の質問が出てきて少々驚いた。

俺は兄さんの質問に曖昧に返した。


自分の事を才能があるって言うのなんかいやだしな。


「確かに母さんと魔法の練習をしたりするけど・・・一体どうしたの兄さん?」


「実はゼルートに頼みたいことがあってな」


ほ~~~、それは珍しい。クライレット兄さんは子供ながらにほとんど自分の事は自分でやってしまうからな。

珍しいといえば珍しい。そういえばそのことで母さんが前に愚痴ってたな。

息子に愚痴る話題ではないと思ったが・・・


「私に魔法を教えてほしいんだ。使えないことはないんだがそれほど威力はない。いずれは父さんの後をつぐんだ。なら今の内から少しでも強くなって損はないと思ってな」


は~~~~~、クライレット兄さんらしい考えだな。確かにそのとおりだけどなんだかそれだけじゃないような気がするんだよな・・・・・・


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます