最終話~ミドル13(2)~
GM:判定項目を公開しよう。特殊な裁定が入っているので注意して欲しい。
判定項目:ガイアへの介入
<意志> 14
春見のみ判定クリア可能。
判定成功時に《スターダストレイン》のキャンペーンを通した使用回数が残り1回に、シナリオ間での使用回数が残り0回となる。
影裏が<意志> 10 を成功させる事で、春見に+4の固定値を付与する事ができる。
春見:成功したらこのシナリオではもう《スターダストレイン》は使えないって事でいいのかな、GM。
GM:うむ。そうなるね。
春見:分かったよ、ありがとう。
GM:という事で判定に移っていこう。
影裏:んじゃ早速、影裏のアシスト判定から行くぜ!(ダイスころころ)達成値25だ。
春見:ありがとう結理君。これで固定値に+4、思い出の一品の効果を宣言して更に+1。
合計固定値11でいくね。
GM:判定、どうぞ!
春見:(ダイスころころ)達成値、17!
影裏:GJ!
辿り着いたビルの屋上。そこは遥か遠くまで見通せて──地球の上に立っている事を、強く想起させる。
静かに、その端へと歩み寄ってゆく春見。
世界がよく視えるように。時がよく視えるように。
しっかりと地球──ガイアを見据えたあと、数瞬だけ影裏と京香を見やり、ニコリと微笑む。
春見:「それじゃ、行くね」
影裏:「……頼む」
京香:「──行こう」
信頼を込めた頷きと、笑顔が返ってくる。
それにひとつ頷き、魔眼を起動する。
「さぁ……ガイア。貴方の記憶を視せて」
魔眼は煌々と光を放つ。
「──視えた。時間軸固定。座標軸固定。設定人数は私たち3人」
自分のありったけを、次の一言だけに詰めて、紡ぐ。
これはどんな願いをも叶えてくれる、魔法の言葉。
徐々に光を増してゆく魔眼。その光は、
「 『私たちは、そこにいる』 」
世界に 光が 満ちる ────
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