時間跳躍……それは夢のような存在であり、誰もが憧れる魔法のような存在。もしも実現したら歴史を変えられるのは勿論、自分の過去を正す事も可能というある種のチートな存在。
それを独学で実現した老魔道士は早速己の過去を変えるものの……それを機に歴史の歯車が徐々に変わっていき、自分の想像とは懸け離れた未来へと発展し!?
このまま歴史を違う形へと発展させるのか、それとも元に戻すのか!? 今後の展開……過去と未来を行き交い、どのような人生にするのかがある意味で楽しみでもある、そんな作品でございます。
おじいちゃんが頑張る異世界ファンタジーが見たい人は、是非一度読んでみてはいかがでしょうか?
タグに”シリアス”とあり、最初は何だかキナ臭い話かなぁ?なんて思いながら読みました。
――否です!断じて否!
シリアスというタグの必要性が無い程、コメディ要素の豊かな作品です!たった一人の老いぼれが、父親の残した言葉を胸に、〝全ての後悔〟を消し、〝幸せ〟を手に入れるための物語。
過去を改変するのには、どんな作品であろうと未来への大きな影響をもたらします。その一例を大きく取り上げながらも、その中に愛する者への感情を取り入れる。
失敗を成功に変えるために、時を超える物語――!
愛する人と、自身のために、全てを書き換える物語を読みたい方にはぜひオススメです!