残響の四重奏 Echoes’ Quartet

丁字旦

登場人物・用語

【登場人物】

コット…………帝都アヴィオル憲兵隊第五分隊の伝令兵。十七歳。

テオ-シャン…帝都アヴィオル憲兵隊第五分隊の隊長。二三歳。

ライオネル……コットの幼馴染。響導院きょうどういん楽団の楽員。十九歳。

クラウディア…教会アトリアお抱えの作曲家。十三歳。

アレン…………大衆紙〈ラダンジュ〉の新聞記者。二九歳。


リンベル………喫茶店〈ローブル〉の店主。

ヴォルター……響導院の総長。律師。

フェリクス……帝国キアラン第三皇子。テオとは友人。

バラルド司教…帝都アヴィオル教区の司教。クラウディアの実父。


【用語】

帝国キアラン……………ドレニー大陸北部を支配する立憲君主制国家。文明先進国でありながら、古き時代の面影を残す古典主義国家でもある。帝国主義政策によりドレニー大陸南部への植民を進めている。


帝都アヴィオル……………帝国キアランの首都。『暗耀の時代』に作られた都市型遺物レルケであることから、『遺構都市』とも呼ばれる。大陸南部の異文化と邂逅したことで新たな文化が芽生えつつあるが、保守的なアトリア教会による弾圧を受けている。


響導院…………帝室を補佐する議会組織。律師や奏術師などの知識階級が多く所属する他、帝都憲兵隊という軍事組織を擁する、帝国キアランの中枢。文芸の保護育成にも力を入れており、教育分野への支援も行なっている。


教会アトリア……………開闢の星ケルスを『救い主』として崇める宗教団体。帝室、響導院双方に影響力を持つが、近年の保守先鋭化により両者との関係は冷えつつある。帝国主義政策には反対しており、南部文化や移民の流入に否定的で、徹底的な弾圧を繰り返し問題になっている。


囀旋律ジャジィ…………ドレニー大陸南部のチャドリ地方に伝わる音楽文化と、帝都アヴィオルの古典音楽が混ざり合った新しい音楽。教会お抱えの作曲家クラウディア=イルダンテが囀旋律ジャジィによる作譜を行い、教会の反感を買って放逐されたことで脚光を浴びることとなる。

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