その22.ハードウェーザー・クロスト、ネクストの事とか(その2)

・ブレストに続いて第23話以降、クロストとネクストのパワーアップも試みられる。


・クロスト

・二度目のパワーアップとして、クロストはヴィータスト、スフィンストとの連携を重点に置いてのパワーアップが施され、追加した武装は主に近接戦用の装備が多いのも2機でも運用する事を前提と置いたため。機動力に難のあるクロストでは不利と思われるが、腕を伸展させての攻撃や、クロスト・ワンで使用するなどで有効な手段として使われるようになる。


・バスター・ショット→両手から射出されるマシンガンで護身・牽制用に使用される。特に変更点なし。


・ソーサー・シーカー→両肩に収納された円盤型小型哨戒機。他の2機と違ってサイズが小さい分複数基収納されており、半ば使い捨てのような脆さだが、数が多い分3機の中で最も偵察可能な範囲が大きい。ゼットフィールドのエネルギーを受信、反射することが可能で、フィールドを自由自在に調整することが出来る。単機でも実体刃を周囲に展開して相手を攻撃することができる。特に変更点なし。


・アビスモル→両下足に収納された魚雷発射装置。ローダー形態でキャタピラ前部から、ロボット形態では膝から射出される。特にローダー形態では先端がドリル状態になっていることから地中を潜航させることが可能でもある。特に変更点なし。


・バスター・イレーザー→両腰に備えられた2丁の熱線砲、特に変更点なし。


・電次元ブリザード→両肩の2門のキャノン砲から射出される冷凍光線。電次元兵器では最も射程に優れており、命中精度も高い。特に変更点なし。


☆バスター・ドリルバンカー→腕に装着される巨大なドリル。標的に向けてドリルをミサイルとして発射したり、相手に突き刺したドリルをくい打ちの要領で押し出したりすることが出来る。スフィンストとの連携を前提とする仕様に改造する為、1本追加されて二刀流が可能となる。最もバスター・スナイパーとの兼ね合いで未使用時は右肩にマウントした上でもう一本連結させるように装備される。またドリルをアンカーとして打ち出すモードも使用できるようになった。


☆バスター・スナイパー→バスター・イレーザーをヒントに威力、射程を極限まで特化したものへアレンジした大型イレーザー砲。その分取り回しが悪く、クロストでなければ保持することが出来ない。主にローダー形態で使用されたり、狙撃を必要とする限定的な状況だったりと使用が限られる。未使用時は左肩にマウントされる。ヴィータストとの連携を前提とした仕様になった。


☆内臓式ミサイルポッド……マイクロミサイルポッドを改造して胴体内部に収納されるミサイルポッドへと変更した。これはマイクロミサイルポッドが他の武器と位置が干渉する事と、近接防御用を意識しての事。また内部から取り外せる仕様になったためクロスト・ワンがパージして単身で使用する事も可能になった、


☆バスター・ホイール……新たに追加した武装であり、両ひざに装着した巨大車輪型パーツでローダー形態での速度を向上させるほか、中心からエネルギーを放射して熱を帯びさせることで相手を焼きつぶすことが出来、シールドやブーメランとしても使用することが出来る。装着した状態で膝蹴りを浴びせて使うのも可能。


☆バスター・マチェット……新たに追加した武装であり、両手に装着された長刀。普段は柄が先端に備わっているが攻撃時に回転して刃が振り下ろされる仕様となっており、これにより相手を叩き割るようにして攻撃する。最も展開した状態でも腕を進展させるとともに近接戦用の装備としても駆使することが可能であり、軽量化されている仕様の為ヴィータスト、スフィンストでも使用することが出来る。


・アイブレッサー……以下クロスト・ワン時の武装で目からの牽制用の光線。特に変化なし


・バスター・フェンサー→実体刃と一体型のシールドで両腕に装備されている。特に変化なし


・バスター・イレーザーショーティー→バスター・イレーザーの拳銃版といった存在。その為射程と火力は抑え目になっている。やはり変化なし


・ネクスト

・2回目のパワーアップに想定して、こちらもヴィータスト、スフィンストの連携を視野に置いた強化がされている。特にウェポンモードの2機を使用する際に重量がネクストの負荷になっているとの事から大型哨戒機として新たにグレーテスト・サークルを開発し、背中に装備する事で機動力の低下を補うことに成功した。

通常時も機動力の向上に一躍買っており、また飛行ブースターにもなるためネクストも飛行能力を得るようになった。またグレーテスト・サークルは分離させてサブフライトシステムとして使うこともできる。ただビーグルモードに変形してもサイズが変化する訳ではない為、ビーグルの使用時などには分離させる必要がある。


・アサルトハーケン→サブアームに装着された実体鎌。分離させて片鎌として、合体させることで両鎌として駆使することが出来る。特に変化なし


・電次元サンダー→両手から放たれる電磁波。電次元兵器では最も威力が控えめだが、指から放つことを利用して軌道を自由自在にコントロールすることが出来る。特に変化なし


・ヘッドブラスター→頭部に装着されたバルカンポッド。近接戦での牽制用に使用される。特に変化なし。


・アサルトナックル→ロケットパンチ。カウンターパンチャーより威力は劣るが、射出した状態で拳を自由に動かすことが可能で、電次元サンダーをワイヤー代わりに連結させたり、電次元サンダーを放つことが可能だったりと応用はこちらの方が効く。特に変化なし


☆サイレント・ブロー→左肩に装着されている十文字槍。サイレント・シーカーを改良した装備で、哨戒機としての機能を廃した代わりに柄を展開して槍として使うことが可能となった。この状態で相手を突き刺した状態で相手の内部機器をマヒさせる特殊電磁波を放つことが可能であり、上手く駆使して相手の動きを止めることもできる。


☆トランスクロス→背中にかぶさっている特殊加工がなされたマント。これで普段全身を包んでおり、エネルギー兵器の軌道を曲げることが出来る。ただし一発でも被弾すると機能が停止してしまう為慎重な運用が求められる。右肩のアーマーに収納することも可能。サイレント・ブローがハッキング、ステルス機能をオミットした為、右肩のアーマーからステルス用のエネルギーをクロスへ放射するようになった。


・アサルト・シュート→両腰に収納された二丁ビーム拳銃。サブアームにマウントさせてキャノン砲の要領で使用することも可能。合体してビームライフルとなる。特に変化なし。合体させてランチャーとして使うこともできる。


・アサルト・セイバー→両ひざに2本内蔵されているビーム剣で、合体させてグレイブ状態として使うこともできる。


※アサルト・ザンバー→アサルト・シュートとアサルト・セイバーが合体した大型ビーム剣。


☆アサルト・サイレントウェーブ……以下グレーテスト・サークルに備えられた装備である。プロペラパーツを回転させながら電子攪乱用の超音波を発生させることが出来る。早い話サイレント・シーカーのジャミング機能をこちらへ移したともいえる。その効果はサイレント・シーカーよりも強力。


☆マルチブルミサイルポッド……グレーテスト・サークルに前部に装着された2門のミサイル発射口。ホーミング弾、魚雷、シーカー弾なと多彩な弾頭を駆使することが出来る。ただネクストとの合体時はクローアームと干渉する関係で収納され、上部に発射口が展開される。


☆アサルト・クローアーム……グレーテスト・サークルの前部に装着された二本のクローアーム。本来追加される予定ではなかったが、グレーテスト・サークルがネクストのサブアームと干渉する事から別途追加された。武装のマウントとは別に大型化してかつアームの可動範囲が広がった事もあり打突武器としての有用性も高まっている。非常時に射出する事も可能。

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