敵に塩を送る
徹底的に痛めつけるの意。
紀元前2世紀にローマからカルタゴに対して行われたとされる報復に由来する。
塩を土地にまくと植物は枯れ、石は割れ、鉄は腐る。
ローマからカルタゴに対して行われたのは終戦後だったが、戦国時代には領土の拡大よりも空白地帯の設定を優先して、先制攻撃として行われる事があった。
山の斜面に塩をまき、雨や川の流れに乗せて下流域の農地を攻撃する手法が主で、その威力は凄まじく、枯れ果てた田畑に飢えた市民の死体が積み上がったと伝わっている。二次的に疫病が蔓延することも多かった。
防ぐのはもちろん、誰のしわざか探るのも困難で、非常に恐れられた。
何の利益も得られないどころか、損をしても良いから相手をぶち殺そうという、極めて強い悪意を示すことわざである。
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