第百十五話:希望という名の獣

 


第百十五話:希望という名の獣




 耳元で唸る風。


 走る水の槍。


 その間を駆け抜けるためだけに、全身の神経が毛を逆立てるように張りつめている。浮かれきった気分はもうだいぶ前に吹き飛んでいて、今は心臓が張り裂けそうなほどの強い緊張と焦燥感に駆られている。


 背後から忍び寄る死の気配。


 右斜め後ろからと、左の地面すれすれのところ。最後に後ろから首を刎ねるような角度で迫る風のナイフを感じ取り、うなじの毛が総毛だつ。


 竜脈の地面を蹴って、左の足が少しだけ浮く。地を蹴り付けた反動で右に身体を傾けて、首を真っ直ぐに狙う風を強引に避ける。


 勢いのままに右足を軸に右に半回転し、右後ろから迫る風を躱そうとするも、最後のそれは避けきれない。薄く腹を裂いていくそれに気を取られれば、背後からは勝鬨の声。


 加速しっぱなしの世界の中で、味方の攻撃に死にそうになっている人間を笑うように羽ばたく巨大なコウモリ。小さな群れの長であろうそれが、背中を見せた獲物に耳障りな声を上げる。


「――【変換コード】!」


 声を上げ、そのまま突っ込んで来る銅色のコウモリ。自分の喉が反射めいた速度で座標設定を切り替えるスキルを叫び、続けて人差し指をその眉間につきつける。

 距離が近過ぎるがゆえに、自分はコウモリの攻撃を避けきれないし、コウモリも自分の攻撃を避けきれない。


 即ち、これは生死を賭けた早撃ち勝負。


「【風の精霊よ】――!」


 コウモリの牙が自分の頭を齧るのが早いか、自分の攻撃がコウモリを撃つのが早いか。


 一瞬で集中、人差し指の先、視線の補助と共に魔力の形を変える。小さく、しかし、極限まで細く鋭い円錐状に成形されたそれは、コウモリの額のど真ん中を真っ直ぐに狙っている。


 ――ギィィイイイ!


「〝【ウィンド】〟!」


 選んだのは風の短縮詠唱。広げれば通常でも強風程度。ちょっと尖らせても大した威力が無いそれも、発動前の形を意識することで、だけは一級品に仕上げられる。


 棒のように細くかたどられた力は解き放たれ、短縮詠唱にも関わらず、太めの針を投擲した程度の威力を叩き出す。


 勝負は一瞬。ギャッ、と小さな悲鳴と共に、その額に小さな風穴が開き、直前の動きを引きずって前のめりに地に落ちるコウモリ。


 注意深くそれを見つめ、その身体から魂が抜け、竜脈を走っていくのを確認してから、ようやっと息を吐きながら力を抜いた。


「ふー……先生! 仕留めました!」


 息を吐き、そしてすぐさま背後を振り返って報告する。魔術の先生――木馬さんは、若干引き気味の雪花と一緒に、暗がりからゆったりと歩いてきていた。


「よろしい。それで、何か所当たった?」


「一か所です。先生の撃った風、右斜め後ろからのが躱せずに掠りました」


「あの角度で直撃じゃないなら合格だよ。雪花君の水は――うん、濡れてないし、全弾、躱し切ったみたいだね」


 大分上達したね、と頷く先生に、満面の笑みで返す自分。そこに、後ろで身をすくめる雪花が、恐る恐る話しかけてくる。


「あの……これ、何の訓練やってんの? 部下が戦闘中に謀反を起こしたとき用の訓練?」


「いや、狛犬の新しい戦闘スタイルを確立するための訓練だよ。雪花君もやる?」


「いや俺はいいです遠慮しま……あ、新しい戦闘スタイル? 今のが? え、裏切りスタイル的な?」


「訂正しろ雪花、そんなダサい作戦名じゃないから」


「今の作戦名あるんだ!? てことはマジで実戦でやるつもりなの!?」


 竜脈の中に、雪花の悲痛な叫びが響く。


 雪花が信じらんない! と悲鳴を上げた新しい作戦。この新たな試みは、自分と先生との綿密な話し合いの元に編み出された、素晴しい戦闘スタイルだ。


 今よりちょっと前の話、二手に分かれて戦闘を繰り返し、めでたく座標切り替え用口頭スキル、【変換コード】を習得した雪花と自分。


 雪花よりもわずかに先に習得できた自分は、先生と今後の方針――つまりは、理想の戦闘スタイルについてディスカッションを行い、新たな戦闘訓練を待ち時間に決行していた。


 その名も、「魔術師前衛化計画――通称、作戦βベータ」である。魔術師は前に出んなよ、という苦情は聞こえない方向で、計画は立てられた。


「ボスって意外とこう……ファンシス的な……」


「格好いい作戦名だと思うよな雪花?」


「超格好いい! でも絶対に真似したくなーい!」


 無駄な弾を撃たずに済んだと微笑む自分に、雪花が高速で首を振りながら手を叩く。で、具体的にはどんな作戦なの? と、そのまま首を傾げるので、自分は胸をはって言ってやったというのに。


「別名、スタンドアウト作戦だ!」


「いやだから、内容を聞いてんだよこのすっとこどっこい!」


 空気の読めない雪花の叫びが、再度、竜脈に轟いたのだった。































 雪花の渾身のツッコミが響き渡り、それに対して狛犬がノータイムで親指を下に向け、想像する限りで一番の良くない顔をし、そのノリの悪さに痛烈なブーイングをかましていた頃。




 一方、家出決行組。レベックと行動を共にするデラッジは、目の前の光景にくらりと強い眩暈を覚え、思わずといった様子でがっくりと冷たい竜脈の地面に手をついていた。


「な……んで……」


 四つん這いのままのデラッジの喉から、正しく地を這うような哀れな声があふれ出す。


「なんで……っ!」


 レベックが不思議そうな顔でしゃがみ込み、四肢をついたデラッジの肩を宥めるようにぽんぽんと叩く。しかし残念ながら、それは明らかに逆効果な行為だと教えてくれる者はここにはいない。


 小刻みに震えるデラッジは、ゆっくりと右手を伸ばし、自身の左肩を叩くレベックの手をギュッと掴んだ。


 はてなマークを浮かべて首を傾げるレベック。デラッジはうつむいたまま自嘲気味にふっと笑い――


「ッッ――なんで、こんなに、特殊装備に遭遇するんだよお前はァアアア!!」


「……ちょっ、ええー!?」


 ――デラッジは仲間だしー、と、完全に油断していたレベックを、それは綺麗なフォームで投げ飛ばしていた。





 -----







「おかしい。お前、おかしい、絶対、変!」


「どうどう、デラッジ、片言になってる」


 竜脈の各所に存在する魔素の淀み、即ち、魔素溜まりの1つに彼等はいた。


 他の面子を追って竜脈へと身を躍らせ、走り続けること数時間。どちらも方向音痴ではあるが、レベックは楽天的、デラッジはプライドからそれを言い出せず。


 頼みの綱であった〝地図士〟のスキルもパッチ修正の憂き目にあい、はて、どうしたらいいものかと悩んだものの、彼等は仕方がないと諦めるのも早かった。


 結局、竜脈を歩いたことも見たことも無いデラッジよりも、一日中、竜脈にこもっていたレベックが先導する方がマシだろうという結論の下、彼等は他の面子か、もしくはログアウトのための天然のセーフティーエリアを超高速移動で探していたわけなのだが――、


「これで何個目だ!?」


「……じゅういっこめです」


 そう、彼等のすぐ傍に設置された、石の祭壇。そこに浮かぶ黒のキューブは、まぎれもなく特殊装備の卵であり、目の前のそれはレベックが元々所持していた3つを除き、8つ目のもの。


 つまり、レベックは、正規サービス一日目――今日だけで、計11もの特殊装備の卵を見つけている計算になる。

 しかし、レベックは見つける度に嫌そうな顔をして、これ以上あっても……とそれを手に取らなかった。逆に、同行していたデラッジに勧める始末。


 交互に道を決めていたのに、デラッジが見つける魔素溜まりには何も無く、レベックが見つける魔素溜まりに限って〝それ〟が見つかるとくれば、プライドの高いデラッジも、自分が見つけたものじゃないから! とやせ我慢で全てにそっぽを向いた。


 結論として、発見はされたものの手付かず、という奇妙な状況の特殊装備の卵が計7つも、竜脈の魔素溜まりに眠ることとなった。


 そして、運命の8つ目。


 あんまりな出現率についにデラッジが膝をつき、見当違いで肩を叩くレベックが万感の思いを込めて投げ飛ばされ、地面に正座をさせられている今。


 ある意味では理不尽に、そして、ある意味では真っ当な理由で、デラッジはかんかんになっていたが、まあ、それも致し方ないことだろう。


「幸運の数値が良いわけでもなく! なんでこんなに、ぽんぽんぽんぽん出てくるんだ!? 竜脈の中ボスよりも出現率が高いってどういうこと!?」


「……俺は竜の卵が欲しいんだけど」


「特殊装備の卵しか見つからないんです、って? それ、そのままスレに書き込んで大炎上してくればいいんじゃない!?」


「……う゛ーん、なんでなんだろ」


 正座をしたまま腕を組み、本気で思い悩むレベックに、デラッジは両手で顔を覆って天を仰ぐ。

 喉から手が出るほど特殊装備が欲しいのに、プライドと、プライドと、プライドのせいで、じゃあ僕が貰う! とは口が裂けても言えない彼は、何とも言えない声で唸る。


「ああもう! 一個くらい、一個くらい見つかったっていいだろ!? こんなに見つかってるっていうのに!」


「あ、じゃあ――」


「シャーラッーープッ!」


 憐れみや施しなんてされてたまるものか! と、ものすごい形相でレベックをぎぃっと睨みつけるデラッジに怯まず、正座をしたまま彼は言った。


「俺が見つけたんだから、俺のものだろ? これ」


「そーだね! そーでございますとも!」


 今更になって嫌味かこの野郎! と更に表情を歪ませるデラッジに、レベックはじゃあ、と嬉しそうに両手を打ち合わせ、黒いキューブを指さして、


「――親友になったデラッジに、プレゼントしようと思うんだけど」


「シャ――え?」


「俺、親友が出来たら必ず自分の持ってるものからプレゼントするんだ。俺ってリアルでも方向音痴なんだけど、自分のものプレゼントした相手は、何となく居場所がわかるようになるんだ。だから、約束とかした時に、ちゃんとまた会えるように渡してるんだけど……」


「! それは、」


 普通の人間が聞いたら、世迷言か、ちょっと頭の弱い子の発言になるような、そんな告白にデラッジは小さく息を呑む。


 恐らく、レベックの言っていることは本当だ。彼は、自分のものをプレゼントした相手の居場所を、例え地球の裏側にいたってわかることだろう。


 それが、魔術師という生き物だからだ。そこに、理屈や理由などいらないのだ。彼がそう思っている限り。


 〝自分のものをプレゼントした相手の居場所は何となく把握できる〟と、彼が信じている限り、それは真実のものとなる。


 それこそが、人の姿をしながらも、人外であると言われる所以ゆえんだから。




 ――でも今は、そんなことよりも、デラッジには大切なことがあった。



「親友記念にくれると……?」


「おう! デラッジとはもうマブだからな! 欲しがってたし!」


「憐れみとか、気を使ってるわけじゃなく……?」


「? それ、デラッジが一番嫌いなやつじゃん。さっき自分で言ってたのに……」


 それを聞いて、正座をしたままのレベックに、デラッジが無言で両手を差し出した。明らかに手を貸してくれている様子の助けを素直に取って、レベックがよいしょっ、と立ち上がる。


 デラッジは、そのままおもむろにレベックの肩を正面からがっしと掴み、じーん、と感激した様子で呟いた。


「レベック……良い奴……」


 ほろり、と涙がこぼれそうな声で、デラッジが感動に震えながらそう言えば、


「受け取ってくれるか! よしっ、じゃあそれ取ったら今度は道選びデラッジの番な!」


「おうとも! レベック、見直したよ君、ただの馬鹿じゃないね! 今日から親友だよ君は! はっはっはっ! 特殊装備持って凱旋がいせんと行こうじゃないか! 中ボスの肉を土産に、奴らをあっと言わせてやろう!」


「いぇーい! バーベキューだー!」


 特殊装備の卵を屋台の景品のように手荒く引っ掴み、今度は仲良く肩を組んで、馬鹿2人は竜脈をく……。





































「つまりだ。自分はとにかく前に出たい。目立ちたい。ソロなら、まあ、好き勝手にやればいい。けど、雪花や、ギリー、子竜達、他の臨時メンバーと組んで戦うことも当然あるだろう。協力して敵を倒す時、後衛が気兼ねなく大技を撃てて、尚且つ、自分は前に出て華麗なる戦闘をしたい時――」


「いや、アンタ、ホントは後衛だからな? 銃士も魔術師も後衛系の分類だからな?」


「キャラ死にかけてるぞ雪花――で、前に出たい。けれど、自分の存在自体が後衛の攻撃の邪魔になるかもしれない……けれど! そんなことは問題にならない! 全て避けてしまえばいい! 一瞬で味方の攻撃を避け、躱し、利用し、前に出て敵を屠る……ッ」


「……」


「そんな時! 『魔術師前衛化計画』――この作戦βベータが輝くんだっ!」


 拳を握り、身振り手振りを交え、最高のプレゼンを熱い吐息で締めくくる。雪花が右手で眉間を押さえ、ぐりぐりとこめかみを揉みこんで、長く深い溜息を吐いた。


「……あえて聞く。あえて聞くよ?」


「まだるっこしい。βベータ作戦の素晴らしさがわからないか?」


「あえて聞く――アンタ、何を目指してんだよ!?」


「――――!!」


 何を、目指している。


 雪花のその叫びが頭の中で反響し、自分はその問いにハッとした。思わず目を見開いて呆然と雪花を見れば、ギャグで言ったのだろう雪花が慌てたように口をつぐむ。


 何を目指している? 自分は、何を目指しているのか。そう真正面から訊ねられて、初めて明確な答えを自分の中に探し求める。


 自分は、何になりたいのだろう? この世界で、何を――、


「自分は……」


「い、いやボス、別に責めてるってわけじゃなくて―――!」


「……たい」


「え?」


 その答えは意外なほど簡単に、自分の中に見つけられた。


「……なりたい」


 小声のそれを聞き取って、ぎしり、と雪花が動きを止めた。ぎぎぎ、と首を傾けて、イマナンテ? と片言で喋り出す。

 よほど今聞いた言葉を認めたくないのか、その口元は強張っていた。


 自分はしっかりと顔を上げて、雪花の目を見つめながら、ぐっと拳を握って自分の願望をはっきりと口にする。


「――この世界の覇者になりたい!」


「最近の若者にしちゃ夢でっかいなぁ!」


 いっそ一周回って感服したよ! と言う雪花に、自分はなおも言い募る。


「勝ちたい! 目立ちたい! やるからには一番とってふんぞり返りたい!」


「うん、ボスらしくていいんじゃない……?」


 思えば、昔から負けん気は強かったが、競う相手がいなかった。アルクトッド通信で勉強はしていたが、あれは自分との戦いに近い。


 誰かと競い、優劣をつけるということをこの年になるまであまりやってこなかったが、自分の本質はどちらかといえば目立ちたがり屋だ。


「格好良くばったばったと強豪を薙ぎ倒して、掲示板のヒーローになってみたい!」


 基本的に、誰かが畏怖を込めて自分の話をしているのは最高に気分が良い。すごい、と言われれば嬉しいし、たたえられたら素晴らしく良い気分になれる。


 難しい問題を誰よりも早く解いて賞賛されるのも好きだし、強敵相手にうち勝って、頂点に君臨することが出来たなら、どんなに、ああ、どんなにか良いだろう。


「狛犬は、【あんぐら】にぴったりな性質みたいだね」


 ぽーっとなって夢を語る自分をそっちのけで、苦笑いしながらそう言う木馬先生に、雪花が死んだ魚のような目を向ける。

 性質って? という、声なき問いに、木馬先生は人差し指を振りながらさらりと答えた。


「あー、いくつかの掲示板で言われていることだけど、『【Under Ground Online】って面白いの?』という問いに、【あんぐら】が好きな人は、大体がこう答えると言われているんだ」



 ――『超高難度の問題や困難を解決したり、捻じ伏せることにカタルシスを感じるドマゾさんは是非【あんぐら】へ。絶対にハマるからオススメのVR』



「……それ、テストプレイヤーの面接の時に運営が『貴方は、超高難度の問題や困難を解決したり、捻じ伏せることにカタルシスを感じるタイプの人間ですか?』って質問したのが元ネタっすか?」


「そうそう、聞かれたよね! 俺も最初びっくりして、思わず『はいっ』って言っちゃったけど、ここまでとは思ってなかった!」


「俺もノリで『オフコース!』って答えまし……おいまて、まさかテストプレイヤー全員ドマゾ!? 本気で答えたドマゾさんが一定数いるってこと!?」


 懐かしい問いに思わず頬を緩ませ、自分もその会話に首を突っ込む。そういえば、面接でそう聞かれたのは覚えている。自分は勿論、『大好きです!』と答えたが、木馬先生の言う通り、ここまでとは思わなかった。


「難題を解いた時の幸福感! 強敵をねじ伏せた時のアドレナリン! そうだよ、【あんぐら】超楽しいよね! 人生楽しくなってきたよ!」


「ドハマりしてるのがここにも……」


 遠い目で熱く語る自分を見る雪花。何故遠い目をしているのか。【あんぐら】すごく楽しいのに、とぶーぶー文句を言っていれば、ぱん、と先生が手を叩く音がして、自分も雪花も、思わず反射で背筋を伸ばした。


「はいっ、2人とも。無事に【変換コード】を習得できたし、全スキルの熟練度ももう少しで100になるから――残り、魔術ぶっ放しながら拠点に戻るよ!」


「はーい……」


「はい先生! 頑張ります!」


 先に歩き出す先生と雪花。その後ろを、ゆっくりと歩き出す。


 浮かれきった気分は鳴りを潜め、今は熱い野望を胸に。


 慢心を捨て、熱を孕み、更なる高みを目指して自分の心臓は吼え猛る。


「――」


 望みは高い。欲しいものはたくさんある。手から零れそうなほど欲しがっても、此処では咎められることはない。今日それが、ようやく形を持ち始めた。



 なってみたい、なりたいんだ。



 世界が思わず、振り返ってしまうような存在に――。



「誰かの、憧れになれるような存在に――!」



 昔、絶望に殺されたはずの希望が、息を吹き返し始めている。




 心の中で微睡まどろんでいた、小さな獣が目を開けた。




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