狼耳の少女は、界渡りをして、氷の魔族に恋をする

作者 橘ゆえ

18

7人が評価しました

★で称える

レビューを書く

★★★ Excellent!!!

約一万一千文字の物語の中には、「もふもふ」と「キュンキュン」がたくさん詰まっています。

主人公である黒狼族のルチルには、ケモミミとしっぽがあり、思わず抱きしめたくなる可愛いさ。
ルチルを窮地から救う炎の妖精リリは、またタイプが違い、凜とした子で好感がもてます。
ルチルを救い、大好きだと言ってくれるディアスは、これがまたイケメン。ルチルとのやりとりは、きゅんきゅん通り越してギュンギュン。

全体を通して甘いお話なのですが、個人的には、『第二話 はじめての界渡り』のシーンはお見事だと思うのです。
和風ファンタジーがお得意な作者様で、どこか作風もいつも「ふわり」として「儚い」感じが全体を包んでいる作品が多いのですが。
この『第二話』はスピード感と臨場感があって、「おお」と思わされました。

みなさんも、この甘さと可愛さが詰まった世界を、どうぞご堪能ください。

★★★ Excellent!!!

主人公の少女、ルチルは黒狼族という、その名の通り黒い狼の女の子。人間の姿になる事も出来ますが、基本オオカミの姿をしています。
そんなルチル、人間に追われたあげく魔界に逃げ込むことになってしまいました。見知らぬ土地で不安がいっぱい、と思いきや。
そこで知り合ったのが魔族のディアス。彼はルチルの事を大いに気に入り、可愛がってくれます。もちろんルチルもそんなディアスの事が大好き。互いを思いやる二人の様子は、見ていてほのぼの、もしくはキュンキュンさせられっぱなしです。

もふもふ、ほのぼの、キュンキュンが好きな方、ぜひ読んでみてください。