『あ、安部礼司』で思ったこと

R1.8.11『あ、安部礼司』の感想

　飯野っす君に連れて行かれた渋谷の繁華街に繰りだす安部礼司は、道玄坂にビビっていた。家に帰ったあとのユウちゃんにビビっていた。

　しかし道玄坂のハイボールで気持ちよくなった安部礼司は、飯野っス君に二次会につれていかれる。そこは渋谷ならではの飲み会のシメの店だった。今、飲み会の最後に甘いパフェを食べる――夜パフェが密かに流行っているらしい。そこに連れて行かれていた。

　ピスタチオアイスとシフォンケーキとチョコジェラートとプリンが載ったピスタチオプラリネパフェを深夜に食べるという、神をも恐れぬ暴挙に震え上がる安部礼司。せっかく糖質を考えてビールでなくハイボールにしたのが台無しになってしまう。それでも食べてしまった安部礼司。帰宅後、体重計に乗ると……

　ちなみに夜パフェ発祥の地は札幌ススキノ。

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【Ａ面】

　とある夕方、渋谷道玄坂・夜パフェの専門店に行くサバヤマテツジと姫ちゃん。ウォークマン発売４０周年イベントでデートとしたあとだった。　

そこはこの夏、銀座ソニーパークで開催されているウォークマンインザパークというイベント。２３０台のウォークマンが壁一面に展示されているという、イマツボ世代にオススメのイベントだ。

　→自分はＭＤウォークマン世代。そして今でもMP3のウォークマンが現役。１０年近く使ってるけどなかなか壊れない。やはりソニータイ○ーは都市伝説だったか。

　夜パフェ後、姫ちゃんを誘って赤坂のホテルにしけこもうとするサバテツ。どこのホテルか気になる姫ちゃん。ニューオータニならＯＫらしい。

　どきどきしながら向かった先は、「ナインアワーズ」というカプセルホテル。外観はオシャレなカフェみたいであり、最近都内に増えているという。時間単位でも使用可能のため、サバテツはそのまま仮眠していった。

　→カプセルホテル最近使ってないなあ。ネットカフェやら個室ビデオやらマッサージ店やら、仮眠できるお店って意外に多いよね。

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　Ｑ．最近ぐっすり寝てますか？

　Ｙｅｓ→４７％

「ここ最近暑くて寝苦しいのと、無呼吸症候群で寝られない」

「夜筋トレしてるのでグッスリ寝れています」

　→最近は本当に暑い。クーラーがタイマーで使えないほど暑い。けど昔と違って扇風機やクーラーの風が直接体に当てると、朝すごく疲れる。

　冷たい風が体に堪えるなんて１０代までは全然平気で、当時大人がそんなこと行っているのが意味分からなかったけど、今なら分かる。

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　寝不足のサラリーマンが多いためか、最近じゃ昼寝推奨の会社が増えている。昼寝することで午後の業務の効率化を計るらしい。

　→夢のような会社……かな？　昼寝しなくてもいい体質の人もいるだろうしどうなんだろうね。

　そんな寝不足サラリーマンのオサボリスポットとして、大井町にある「ネスカフェ「睡眠カフェ」を飯野っす君に紹介する安部礼司。

　それは質の高い睡眠ができる体験型カフェ。仮眠前はカフェインレスコーヒー。仮眠後はカフェインコーヒーで覚醒することで最高の睡眠体験を得ることができるという。

　睡眠に最適な温度・湿度・音・香りのなか、人間工学に基づいたベッドやチェアで仮眠をことができるという。値段は、

　チェアで三〇分（コーヒー１杯）７５０円。

　ベッドで２時間（コーヒー２杯）３３００円

　→一年ぐらいまえから「睡眠負債」なんて言葉が出てきだしたし、数ヶ月前には「絶頂睡眠」なんて言葉が流行ってたから、睡眠産業はこれからも発展するのだろうとは思う。とうとう人間の二四時間すべての時間が、経済活動のフィールドになったのは、いろいろと感慨深いものがありますね。

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　そんな寝不足なひとに最適なアプリが「スリープサイクル」。これをスマホで立ち上げたまま枕元に置くことで、就寝時間と起床時間が分かるほか、レム睡眠・ノンレム睡眠も計算してくれる。寝たときのイビキまで録音してくれて、あとから聞くことができるという。これらを蓄積することで質の高い睡眠を管理する。

　→テクノロジーの進化が恐ろしい、と思うのはこういうところ。

　自分の寝言やイビキを聞くとか、自分の耳の穴のなかを見るとか、自分の背中の汚さを見るとか。普通にしていれば見たり聞いたりできないことができてしまうところに、禁忌に触れるような若干の恐ろしさを覚えちゃうのです。

　そんなこと言ったら内視鏡やＭＲＩなんかも否定することになっちゃうことにもなるのですけどねえ。。。

　余談。ふと思い出したけど、昔は他人の寝言に返事してはいけない、なんて言われたりしたけど今でも言ってるのかな。

　サバテツは、そのアプリを使いながら、深い眠りのなかで夢を見ていた。４０年前のウォークマンで、姫ちゃんと二人で音楽を聞く夢を見ていた。初代ウォークマンはヘッドフォンのジャックが二つ付いているためできる夢だった。

　→深い眠りのなかで、夢を見ることはないのではないだろうか。ばたんきゅ～ですよ！　死語ですよ！

　最後は姫ちゃんのリスナーへの注意喚起でシメ。「もう若くないんだから」とリスナーの年齢層を見透かしてくる。

　→そうです、もう若くない。最近の曲に興味がいかない、イマツボソングしかヘビロテしていないほど若くないのです。。。

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【Ｂ面】

　ランは、トイストーリー４に出てきたゴミから作られたおもちゃに触発され、ペットボトルからオモチャを作った。名前はペットで、ペット２やペット３、ペット４まで作っていた。別の映画になっていた。

　許されるのは三部作までだ、と辛口の映画批評っぽいことを言う安部礼司に、ユウちゃんが、冷蔵庫に入れた豆腐を食べたことに怒る。買いに行こうとする安部礼司だったが、ランが買いものに行きたいと言う。それもコンビニの豆腐ではなく豆腐屋の豆腐を買いにいく。

　コンビニの豆腐と、豆腐屋さんの豆腐の違いはなんだろう、と考えながら一人で豆腐屋に入っていくランを隠し見る安部一家。

　両手鍋をもって豆腐屋から出てきたラン。全然似てないが、そのすがたは母親に見えた安部礼司だった。

　→豆腐屋に両手鍋持ってって買う光景なんてもう絶滅しただろうなあ。

　コンビニで買わずに豆腐屋で買いに行った理由は、豆腐のプラスチックパックがゴミにならないよう、プラスチックを避けてのことだった。幼稚園でマイクロプラスチックの問題を聞いていたという。

　→最近すっかりプラスチックが悪者だなあ。スーパーのビニル袋は早々に有料化だし、早々にストローをなくしたカフェもあるし。

　ただちょっと昔までは森林伐採の問題で木を使うなといわれてたのに、こっちのほうは最近聞かなくなっている木がする。

　そして八月一二日は札幌で安部礼司イベントでしたそうでした。