H31.4.28『あ、阿部礼司』の感想(平成最後)
平成が終わるまであと三日の阿部礼司。
人生の大半を過ごした僕たちの平成が終わる。
できれば一歩も出ないでラジオを聞こう。令和が来てもすぐに動かず、新しい日々を噛みしめてだらだらしようと考えていたら、全日本家族サービス監視センターの者がやってきて、連休法違反で逮捕されてしまう。
平成時代にもっともCDが売れたアーティスト・Bzのギリギリチョップ。
→これはアラサー以上にはクリーンヒットだろうけど、CDが、売れただからなあ。
◇
【第一話】
昭和生まれのお父さんのための若者語講座。
Q.自分と好きな人がかぶっている人とはつき合えないと宣言することを漢字四文字でなーんだ?
A.同担拒否。
同担(推しがかぶってる人のこと。同じ担当。元はジャニーズファンからで、おなじグループで応援する人をそれぞれ担当したことから)
この同担拒否にはいろいろなパターンがあるという。なお、同担拒否の反対は同担歓迎(おなじ担当を一緒に応援しよう)。
・親隣外同担拒否……親しい人や身内以外には同担拒否になる。
・条件発動型同担拒否……ある条件下では身内であっても同担拒否となる。
→かなり片寄った若者講座な気がするけど。。。
【第二話】
居心地の良いカレー屋をコンセプトに始めたが、行列もできるわけでもなく閑古鳥がなくわけでもないカレー屋。これでいいのかと悩んでいるサラちゃんに、飯野っス君はまずは有名になることをやって、有名になったらなったで考えればいい、という。
それを聞いたサラちゃんは一念発起。新メニューを考案して有名にしようと考える。そうして作った令和カレーを飯野ッス君に疲労しようとするが、まさか令和カレーじゃないよね、とあざ笑われ、泣いてしまう(かわいい)サラちゃん。
ふたたび悩んだサラちゃんは、平成カレーをひらめいた。令和カレーは来週以降も作れる。けど平成カレーは今しか作れない。そして『カーテンコール/浜端ヨウヘイ』が流れる。
【第三話】
部長さんの話。
昭和と平成をそれぞれ三〇年生きた部長さん。次のことを考えながら休日の神保町を歩いていると夏都に会う。
部長さんにとって平成は会社の時代。バブルがすごかったと話すが、ゆとり世代でさとり世代の夏都は聞くだけで恐ろしい時代だと言う。
ちなみにゆとりとさとりの違いは、ゆとり→ゆとり教育を受けた時代。さとり→派手な生活をしないで、静かに生活することを悟った。諦観とも言えるかな。
◇
部長は『退職』を考えてた。
きっかけは子供に席を譲られたことで、なにかが途切れたため。一度、オリンピックに向けて変わっていく東京を見ながらゆっくりするのも良いだろう、と考える部長さん。
それにイチローが引退会見で言っていた言葉――
「後悔なんてあろうはずがない」
も頭のなかによぎった。
当然、夏都は猛反対。しかし部長は、今は再就職もあるから、と言いながら、夏都が上司になった妄想をする。
三〇以上年下の女性に呼び捨てられるのも悪くない、とも考えた。
しかし阿部礼治や飯野っす君が「部長」と読んでくれるのがやっぱり好きだ、という。
→一年前のカリヤに続いて次は部長さん! ……と思ったけど終わりかたは玉虫色。はてさてどうなる。けど年齢はもう60歳。定年退職じゃないの。しっかし『俺たちの明日/エレファントカシマ』は歌詞が沁みる。。。
◇
姫ちゃんが禁断の事実に気づいてしまう!
むかし大正生まれのお婆ちゃんと会話して、大正・昭和・平成と三つの時代を生きたんだ、と感嘆していた!
しかし来月から昭和生まれがそれに該当してしまう!
昭和!
平成!
令和!
三つの時代を生きたんですね! と!
ついに大正生まれのお婆ちゃん状態になってしまったと!
→そしてほとんどの昭和生まれが! おそらく! 令和で死ぬだろう!
さようなら平成! ありがとう平成!
令和こそは!
そしてリニューアルして一年たちました。
これからもよろしくお願いします。
平成最後の曲は「世界に一つだけの花/SMAP」でした。
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