H31.2.17『あ、安部礼司』の感想

【第一話】


平成のゴールが見えてきていきなり前向きになった飯野っすクンが面倒くさい。

ひたち野夏都もメンタルが弱いらしく、書類のホッチキスの止め方でイヤミを言われて落ち込む。

そんな大日本ゼネラルに、関西支社からメンタルツヨミというスーパー女子社員がやってきた。

しかしメンタルツヨミも昔はメンタル弱かったという。そんなときにツヨミは必殺魔法『メタ認知!』を繰り出してメンタルを制御した。


自分を客観視する視線である『メタ認知』。それは自分のことを客観的に見る――上から自分を見る目を持つこと。自分の短所長所を確認する。怒っている感情の最中、客観的になぜ自分は怒っているのかを考えることで、感情をコントロールすることができる。

それは『ドラマ思考』とも呼ばれ、身に起きたマイナス思考を、自分の人生ドラマを面白くする伏線だと考えるポジティブ思考で乗り切ることである。一喜一憂するなということ。


→現実逃避になりそうな危うさはあるけど、それで心が収まるならOKでしょう。

 客観視、とか言いながらも自分本位な考え方にもみえるけど、それで人生がドラマになるならOKだよね。楽しんだもん勝ちってのは真理だしね。



【第三話】


幼稚園の友達が始めたとされるバレエを、やりたいとごねるラン。安部礼司はいいんじゃないか、というがユウちゃんはもっと実用的な習い事をやらせたいという。英会話や水泳やピアノ(東大生が小さいころしていた習い事1位が水泳、2位はピアノらしい)を習わせたいが、安部礼司はやりたいことをやらせれば、ともっともなことを言う。

バレエ教室にランを連れて行った安部礼司は、そこで映画・リトルダンサーを思い出して、ランと一緒に帰ってしまう。映画のストーリー通り、バレエの才能を開花した幼いランが海外に留学するという豊かな妄想に恐れをなした。

結局おねだり上手なランに言いくるめられてしまう安部礼司だった。


→子供の可能性は未知数。なにが引っかかるか分からないから何でもやらせてみよう。可能性を追い求めるのは子供だけじゃないけど、早い方はいいのは当然ですね。損切のタイミングも重要になるし。






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