4月17日 天津飯? 天津炒飯?

 某LINEなノベルがモノスゲーイみたいな話を書こうと思ったんですがさすがに怒られるとわかっていてやるのは蛮勇なのでやめておいたことで有名でない、そうです私が雪車町地蔵です。読者諸氏もその目でチェック!


 さて、もめた。

 めっちゃもめた。

 何の話かというと、天津飯の話だ。


 友人と中華を食べに行ったときの話だ。

 私が麻婆豆腐を頼み、友人は天津飯を頼んだ。

 天津飯を食べた友人は、なんか味気ないなと感想を漏らした。見てみると、天津飯の中身が白米だった。

 いやいやいやいや、天津飯はかに玉と餡を乗っけただけの白米だろうと、読者諸氏は言うかもしれない。

 実際、ほかの知人連中には軒並みなにを当たり前のことを言っているんだと笑われたものだ。


 だが、私たちにとって天津飯の中身とは、炒飯であるはずだったのである。


 そう、炒飯だ。

 炒飯の上にかに玉と餡が乗っている。それが、私と友人の知る天津飯だったのだ。

 これに対して知人たちの言うには、それは天津炒飯だと。

 天津飯ではないと、そういうのである。


 おいおいおい、おーいおいおいおいおい、そんなことを言ったら戦争だろうが。

 という雰囲気が一瞬充満したが、しかし、調べてみると確かに天津飯は普通白飯だけが入っているものを指す、らしい。

 はっきり言って、私の滅多に食べない中華料理のトップに君臨する天津飯の話である、正直どーでもいいっちゃどうでもいいのだが、しかしまあおさまりが悪い。

 だから、もう少しばかり思考を飛躍させようと躍起になった。


 天津飯とは、日本独自の中華料理である。

 ジャパニーズチューカーである。

 その独自の発展形として、天津炒飯が主流になる時代が、いずれ来るのではないか?

 麻婆天津炒飯とか、出るんじゃないのか?

 そういえば天津飯はブラックホールに似ている気がする。

 ブラックホールの向うにあるものとは?

 そもそも向うとは?

 世界の存亡の行方は?


 以下待て、次回に続かない!



(以上! 終わり、閉廷!)

(よくもまあ与太話で尺を持たせたなと自分でも感心します)

(呆れてるんだよなぁ……畳みかけるように与太で押し通すのはさすがにNGだぜ)

(まあまあ、いいじゃないですか。ところでLなやつの使い心地はガチでしたよ。それでは、アデュー!)

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