6月20日 今月、三分の二が終わったってよ

 ハローセイグッバイ!

 雪車町地蔵だ。


 悲報なのだが、今月の三分の二が終わろうとしている。

 悲しいけど、これ現実なのよね。


 冗談ではないという感じだが、時の道行は光陰矢の如し。

 過ぎ去っていく時間は、誰にも止められないんだなぁ……


 なにせ、時間というのは唯一平等に、人間を支配する法則だ。

 これと同じぐらい平等なものを探そうと思えば、〝死〟ぐらいしかないだろう。


 相対性理論によれば、楽しい時間は早く過ぎるし、つらい時間は長く感じる。同じ速度であるはずの光ですら、そこには差が生じるという。

 読者諸氏にとって、今月の三分の二は、どうだったろうか。

 そうして、残りの三分の一を、どう過ごすだろうか。


 私が口出しすることではないが。

 叶うことなら、それがすべて、光のごとく駆け抜けていく時間であることを願う。

 輝かしい日々であることを。


 ……少し感傷的だった。今日は、この辺にしておく。

 以上だ。



(おまえはどうだったの、六月)

(忙しかったですよ、長くも感じました)

(…………)

(でも、今は早く感じます! それでは アデユー!)

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る