6月6日 かえるの日
ケロケロケロ、ぐわぐわぐわ。
こんにちはこんばんは雪車町地蔵だ。
本日はカエルの日だという。
よく、ウシガエルの味は鶏肉に例えられるが、正確には魚と鳥の中間ぽい味だ。
生臭くない、少し柔らかい亀の肉、とでもいえば近いだろうか。
案外おいしいので、一度専門店で食べてみてほしい。
食べるといえば、毒ガエルの有名なエピソードとして、体色が美しいというのがある。
毒々しいとしか言いようのない原色を体に用いることで、食べられる危険性を減らす生存戦略らしい。
しかし、色を認識できる生物というのは、案外多くない。
牛なんて色盲であるし、虫が見ているのは赤外線なんかで人間に見えるものじゃない。
そうなってくると、先ほどのエピソードに疑う余地が出てくる。
……と、自信満々に問題定義したところで、具体的に否定する論文なんて出てこない。
世の中というのはままならないという証左である。
なにを言いたいのかといえば、見た目がやばいからといって食べられないことはないんじゃないか、ということだ。
先人たちは明らかに毒っぽいものにも挑戦してきた。
そのフロンティアスピリッツというか危機管理能力の低さを、どこか遠くから応援したいものである。
(実際、イカモノは美味しいっていうよな)
(それは食べたことがない人の感想ですよ……それでは アデュー!)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます