僕と父と白昼夢

作者 日和正治

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★★★ Excellent!!!

物語は、白昼夢から始まる。

亡くなった父が、主人公の僕に見せたものはなんだったのか。
言葉ない想いは、そのとき抱えている本人の感情や状況に左右されるのかもしれません。
ですが、父からの思いを前向きに捉え、踏み出そうと決めた気持ちは硬い意志となって僕を支えてくれるでしょう。
同時に、作者様の思いも――――

★★★ Excellent!!!

前向きな気持ちになれる暖かい作品です。

僕の好きな作品で『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』
という、911のアメリカ同時多発テロ事件によって父を失った
子供が、父の遺品を巡り、傷と向き合い成長していく物語が
あるのですが、

この作品の青年もこの一夏の白昼夢と『父のダンボール』
とのひょんな出会いを基に、ゆっくりとですが
前に進んでいくのだろうなと予感させる作品でした。

読後感のよい作品ですのでおすすめです(´▽`*)