ベータは仰向けで寝ていて、蛍光灯がチカチカしてることに気付く。。

目がしょぼしょぼしてる。ここはどこだ？民宿じゃない！

六畳くらいの広さの壁が真っ白の個室だった。

まるで刑務所の広めの独房だ。ただ部屋の隅に簡易冷蔵庫が置いてある。エアコンも効いてるようだ。

冷蔵庫を開くとペットボトルの清涼飲料水が10本くらい入ってる。午後の紅茶のレモンティーを飲む。

どうやら映画の世界に迷い込んでしまったようだ。「夢なら覚めてよ」というところ。

我道幸代は林の影から黒い男達が3,4人自分を探してることを確認する。

黒い男が一人だけになったところを見計らい、男の頭を目掛けてドロップキックを喰らわす。

男は5メートルくらい吹っ飛び、完全にくたばった。

我道は男の水筒と非常食を奪い水筒の水を呷り、非常食を食べた。男が充電器を携帯してないか調べるが、無い。スマホが機能しないとどうにもならない。

廃屋の下で音がしたので、我道はまた林の中へ隠れる。男は既に草むらに隠した。雨が降ってきたようだ。非常食の半分と水筒を握り、林を抜け森の方へ駈け出す。

2014(H26)7/10(木)・2018(H30)5/23(水)

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい