【おまけ 登場人物振り返り】
●竜峰 天華(タツミネ テンカ)
2年A組、17歳、誕生日は6月20日。A型の牡牛座。第二次性は濃いめのα。
元から何かとセンスが良いのは確かだが、そのせいで何を成し遂げても才能の一言で片付けられがちな日々にやさぐれかけていたところ、咲夜に出逢い、一目惚れする。
不確実なものを嫌っていた天華が初めて“運命”の存在を意識し始める人生のターニングポイントとなるが、翌日、その“運命”のせいでこっぴどくフラれてしまい、天華の中の何かが壊れる。
以後、自分の信念を貫くか、相手の想いを尊重するか、そもそも愛とは何なのかなど、いくつもの悩みに翻弄されながら成長していくことになる。全般的に器用なのだが、こと咲夜関連については試行錯誤しまくりな毎日。
昔から甘い物に目がない。今一番食べたいものは咲夜。初恋らしく一喜一憂、たまに暴走し、ハレンチまがいなアプローチをしてしまうのが玉に瑕。黒髪セミロングのハーフアップ。キレイ系美人。スタイル良し。
裏話:出逢い方が客と店員だった事が大きく影響し、エプロン姿の咲夜がツボ。なので、妄想の中の咲夜はほとんど献身的なイメージで描かれる。
●瀧本 咲夜(タキモト サクヤ)
1年B組、16歳、誕生日は5月17日。B型の双子座。第二次性は濃いめのΩ。
小柄な体型とΩの因果のせいか、なぜか周りからよく保護対象と印象付かれてしまうのがコンプレックス。なので、そう思われないためにも日々強く、それでいて“普通”で在ろうと気を張っている。故に、“誰とでも仲良く”したくてしているわけではない。
富田家に大きな恩義があり、彼らに孝行したい気持ちが主な原動力。富田家の一員以外は割とどうでもよく、滅多に他人に素性を見せない。彼らのため、穏便に独り立ちするために、波風立てず、ひたすら“平凡”に過ごすことを望んでいる。
一度は憧れた“運命”に散々裏切られた過去を持つ。その内ロマンティックな恋愛はフィクションなのだと割り切るようになったが、幼き頃の情熱だけはどうしても忘れられず、今でも心の奥底では密かにドラマティックな恋愛を夢見ている。ミディアムショートのボブヘアー。八重歯。ちなみに、ただ自分のしたいことを優先してるだけであって、ツンデレ属性はない。なのになぜ天華を喜ばせてしまうのか謎すぎて頭を悩ませている。
裏話:部屋には少女漫画専用の本棚があり、恋愛映画では必ずと言っていい程号泣する。
●小鳥遊 來夢(タカナシ ラム)
3年A組、18歳、誕生日は12月4日。A型の射手座。第二次性は一般的なα。本校の生徒会長。
片親がイングランド系アメリカ人のハーフということもあり、外国名でも通用する名前を付けられた。育ちの良さから誰に対しても敬語を用いる癖がある。高身長かつダイナマイトボディで、全生徒の中で一番スタイルがいい。モデルにスカウトされたこともしばしば。
幼馴染の天華のことをそういう意味で特別視したことはない。一人っ子だが、昔から天華をよく構っていたのでお姉さんらしい素養を身に付けた。
とにかくミヤコ(“ミヤさん”)命。大胆なことを考えはするが、根が真面目&奥手なので結局健全な関係を維持し続けている(ヘタレとも言う)が、本人は幸せなのでモーマンタイ。しかし、万が一誰かがミヤコにちょっかいを出すようだったら烈火の如く怒り立てる気概はある。感情表現が豊かで、たまに英単語を混じえて話す。エメラルドブルーの碧眼、アッシュグレーのロングウェーブ。
裏話:極端な暑さや寒さが苦手で、季節の変わり目には体調を崩しがち。前に一度不調を隠して登校したら、一目で見破られたミヤコに涙ながらに怒られたので、それ以来無理はしないと約束した。
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