第2章 コミュニティ

第4話

「安心しなよ、こっちもゾンビだ。新入りちゃんだな。まだ腐ってないようだし」

「・・・ぃ」

「喋り方もわからないか。とりあえずついてこい。説明してやる」

信用していいのかはわからないが選択肢はなさそうだ。それにコイツと一緒にいるやつの中に腐りきってるようなのもいる。確実にゾンビだ。

ゾンビでも意思疎通ができるんだな。

声の出し方、教えてくれるといいんだが喋れねーと要求もできねえ

コイツがどんなやつかもわかんねえし

とりあえず名乗ってくれねえかな

どれだけ歩くんだよ・・・もうだいぶ

いや対してあるいてねえ

ここはショッピングモールだしな・・・

この身体のせいか?疲れやすいってことかよ

ゾンビって不便だな

「着いたぞ、ここがおれたちが生き抜くために集まる場所だ。一緒に頑張ろうぜい」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る