第180話問題クラン


そして、2人はクラン周りを開始した。


「アイン様、それでは向かいましょう。」


「うん。」


まず、2人は国内のクランに向かって行った。


「よし、着いたな。」


「そうですね。」


「ここはどれくらいにできたんだ?」


「ここはアイン様のクランの中でも、結構古くのほうからあるクランですよ。」


「そうなんだ。」


そして2人は中に入っていった。


「こんにちは~」


「はい。今回は何の用ですか?」


「僕、アインって言うんですけど、ここのトップをつれてきてもらえませんか?」


アインがそう言うと、周りの人たちがざわめき始めた。


「おい…アイン様だってよ。」


「何でここにいるんだ?」


「あれは間違いなく本物だぞ。」


ここは国内だってこともあって、アインのことを見たことある人が多かった。


「あ、アイン様。ただいま呼んできます。」


そして、中から、ここのクランの最高責任者が出てきた。


「アイン様、今回はよくお越しくださいました。それで、今回は何用でしょうか?」


「今回は、全てのクランにこの機械を置いて欲しいんだけど、使い方が分からないだろうから、説明に回っているんだ。」


「それでしたら、手紙で、全てのクランに使い方を送ればよかったのではないですか?」


「それでも良かったのかもしれないんだけど、僕が自分のクランは今、どうなっているのか気になったから、周っているんだ。」


「そうなんですね。それでは、私にその機械の説明をしていただいてもよろしいですか?」


「うん。それじゃあ、説明するよ。」


そしてアインは、そこの部署のトップに機械の説明をした。


「なるほど、理解しました。これで、死者が減りますね。」


「そうだね。それじゃあ、よろしくね。」


「はい。」


そしてアインは次のクランに周っていった。


そして国内や大陸内は簡単に終わったが、他に問題があった。


「次は隣の大陸ですね。」


「そうだね。それじゃあ、最初に自分の国に行ってから、他の国を周ろうか。」


そしてアインは、自分の国中のクランを周り、その後他の国のクランに向かって行った。


そして…


「ここは?」


「ここは最近できたばかりですから、アイン様のことを知らない可能性もあります。」


「そうなんだ。それじゃあ、中に入ろうか。」


そして2人は中に入っていった。


「いらっしゃいませ~。今日はどのようなご用件ですか?」


「僕、アインって言うんだけど、ここのトップと会わせてもらえないかな?」


「すみませんが、それはできません。子供と会えるような暇な方ではないので…」


「実はこのクランでやらなきゃいけないことが出てきたから、企画書を持って来たんだけど。」


「ですから、会えません。そもそも君はこのクランの人間なんですか?そんなに弱そうな格好で。」


受付嬢がそういった瞬間に、エリが何か放とうとしていたけど、それを何とか止めて、話に戻った。


「どういうことですか?このクランは条件を満たせば入れるはずなのに、何で入っていないように見えるのですか?」


「だって、クランって言うのは強い人が集まる場よ。あなたみたいに体が細い子はもっと鍛えてから来て。」


そう言うと、クランにある机に座っていた、マッチョな人たちがやってきた。


「そういうことで坊主。帰りな。」


「だから、僕はここに用事があってきたんだから、帰れないんだって。」


「なら坊主、この俺に勝ったら会わせてやるよ。」


「本当?」


「ああ、それで良いよな。受付嬢。」


「ええ、ここで最強、すでに、このクランでもトップの方にいる実力を見せ付けてください。」


「ということで、闘技場に向かうぞ。他の奴らにも伝えておけ、無謀な挑戦者が出たとな。」


「了解。」


そしてアインは、闘技場につれていかれ、戦うことになった。


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