愛と自由に溢れた名作

自殺した主人公が天使に蹴落とされて転生した世界は、魔王の支配する異世界……
とだけいうと、なんだか重苦しい話のように見える。

でも、ここで描かれているのは人の愛、人の優しさ。そして救い。

ストーリーの展開といい、神話を用いながらどこまでも自由に構築された世界観といい、「あぁ、小説って自由でいいんだ」と改めて気付かされました。

疲れている人は、是非ご一読を。
異世界薬局カナリスは、誰にでも開かれた、寛大なお薬屋さんなのです。

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