河に島? コーン島

11/22  パクセー→シーパンドン 


 昨日の疲れをとるためぐっすり眠り、午前中に起きる。シャワーを浴び、近くの市場へ釣具を探しに行く。


 夜に見たときはたくさん店があり、期待できたが、食料品と衣類が主で、品物の種類は少ない。ざっと見てまわるがどこもおいてないし、おいてなさそう。あきらめて宿に戻る。


 チェックアウトをしてシーパンドンへ出発する。大通りでトゥクトゥクをつかまえて、南バスターミナルまで乗せてもらう。今日は昨日みたいなトラックのソンテウではなく、ちゃんとしたバスだろうと期待していたが、到着してみるとバスターミナルというよりも市場だ。しかも、バスは一台もなく、すべてソンテウだ。甘かった! バスがあると考えるのが間違っていた。


 威勢のいいラオス人兄ちゃんに声をかけられ、3ドルでムアンコーンまで連れて行くと言われ、了解する。昨日みたいに荷台の奥は嫌だったので、手前に座る。スペースはあり、今日は楽だ。すこししてソンテウは出発する。


 二時間ぐらいして道の途中で降ろされる。車ごとムアンコーンに行くと思っていたので、あっけにとられる。10分で河にたどり着くと言われたので、歩くことにする。一服入れ、売り子から買ったイモのような野菜をかじる。水っ気が多くて意外にうまい。今日も天気が良くて景色がきれいだ。


 河岸にたどり着くが、活気がなくてすこし不安だ。小さなボートが5,6隻浮いている。人はだれもいない。まあ、誰か来るだろうと待っていると、すぐに一人のおじさんがやってくる。乗る人が他に誰もいないので、二ドルで対岸までつれて行くといわれ、了解する。高くても乗らなきゃいけない。ぼろぼろの舟だが作りは簡単で思った以上に強そうだ。


 10分ほどでメコン河をわたり、ムアンコーンへ到着する。順調にたどり着いたので驚いてしまう。船着場のまえにGHがあり、値段を聞くと3ドルだ。即決定! 荷物を置いて外に出る。近くのチャリ屋で自転車を借りて町をはいかいする。チャリがあると一日が二倍は楽しくなる。


 コーン島はメコン河の島で、シーパンドンの中でも一番大きな島だ。河に島があるのは不思議な感じがするが、やっぱり島だ。水の色はコーヒー牛乳色だけど雰囲気はすばらしい。あまり見るところがないので一服して一日は終了する。昨日の疲れがひびいているみたいだ。


 やっとたどり着いた島はネットカフェ、良いレストラン、屋台はないが、静かで落ち着いている。明日はジャンベをたたきに行こう。楽しみだ!

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