第14話 頭がなくても彼女は賢い。
ようやく俺は
「おはよう。
「おはよう。
俺は適当にクラスメイトに挨拶しながらも水鶏奈とは同行し、彼女の安全を確認した。
すると…、
「おぉ、
「お前、まさかレズビアン女子の
「うん、そうだよ。私もアンタと同じく
「そうか。でも、
「ふっふっ。でも同性愛でも女性同士の方がそこまで酷い恋愛にならなんだよ。男同士の同性愛は直ぐにやる、金で口封じするなどの行為をするから私は嫌いなんだよ。でも、レズビアンにはそういった汚らわしい行いがないから清らかで凄く好きになるの。」
「はははぁ。そういう事なんだな。つまり、アンタは男友達が居てもお金との関係が嫌ってレズビアンになっているのかい?」
「その通りだよん。純愛があるからレズビアンでも問題ないしね。」
凄いな。
彼女はどうしてレズビアンになった理由は、男性が怖いと思う感情よりも、異性愛や男性同士だと金の関係に発展しやすいから、純愛を感じ取れないからだろう。
それ故に、彼女がレズビアンに嵌ったのは妥当だと感じた。
実際、異性愛でも金の関係が多い事もあるし、ゲイ同士なら尚更、その傾向が一層強くなる事を俺は知っている。
だからお金の利害で嫌でレズビアンや百合にはまる男女が多いのは当然だし、資本主義の否定したい気持ちがレズビアンに目覚める女子が多いと言えよう。
対称的にゲイは自由資本主義から生まれ、お金の利害でゲイカップルをやっている奴も非常に多い事は追記しておく。
「でも
俺は彼女がどうして
同時に彼女はそこまで首なし女性を好むのはやはり自由資本主義の嫌悪から来る女性同性愛と首がない事で彼女を支配したい気持ちがある為だと、俺は薄気味悪く感じた。
「耕哉君。私は首がなくても
へへっ。凄いな。
だから俺は、彼女にある事を言いたいと思い…、
「
「
「そうか。それは凄いな。」
「確かに…。
「あぁ、その通りだ。けど、どこからその情報を得たんだ?」
俺は
しかし、その中でも彼女がそんなに凛々しい態度をしていると彼女が凄く可愛いと感じ、彼女だったら、彼女の関する話をきちんと聞いてくれると思ったから話す事を決意した。
「
「うん。学校の屋上で十分に話そうね。」
「あぁ。」
俺はこうして学校の屋上で
*********
「そうか。
「その通りだ。
「ふふっ。面白いね。
「
彼女は相手を見通す力が凄いな。
だから俺は嘘を付かずに素直に…、
「あぁ、そうだよ。俺は
「凄い。でも
「いや、それで良いとは思っていないよ。でも俺は彼女がいるからこうして今があるとは思っているよ。」
「ふ~ん。そうなんだ。」
俺は出来るだけ
その時は思った。
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