暁を走る

From:坂井日和

 To:関先輩

件名:度々すいません


 改めて彼に告白されました。好きだと、付き合って欲しいと、ゆくゆくは結婚したいと…


 こんな経験初めてで、とても幸せで嬉しくて、だからこそ、よく考えてから返事をしたいと思ってます。


 でも、一つだけ。一つだけ教えて頂きたくて。


 先輩は、いつどうやって巴先輩を好きだと気付きましたか?





 待ち合わせ場所は夏休暇の時と同じ、雪坂高校の校門前。ここから街を見下ろすように続く長い長い坂道はこの学校の名前の通り雪で白く飾られて、冬休みということもあってか歩道に残された生徒たちの足跡も極端に少なかった。


 白い息を吐きながら日和は校舎を見上げる。親に言われて仕方なく入った、一言で言えば大嫌いな学校だけれど、最近は悪い思い出ばかりでもなかったかなと感じている。


 直也と付き合えばもっとこの場所のことを、過去の自分を好きになれるだろうか。


「やっほ、日和」


 約束した時間からほんの少しだけ遅れて彼女がやって来た。大人可愛いといった言葉が似合う、大学生らしい私服姿。夏に出会った時よりもお洒落に磨きがかかっているようで、全体的に子供っぽい(高校の頃と殆ど変わらない)格好をしている自分が少し恥ずかしくなる。


「寒いね~。早くお店入ろっか」


「うん。前に行った店でいいよね?」


「日和が良ければ!」


 普段からメールでやり取りしているとは言え、こうして顔を会わせるのは久しぶりなはずなのに、明はそんな雰囲気を全く感じさせない。まるでつい最近一緒に遊びに出掛けたかのようなノリで接してくれる。意識してそうしてくれているのか、それとも自然になのか、いずれにしてもそこが彼女の良いところだ。


 近くの喫茶店に入ってしばらく談笑する。お互いに話したいことや聞きたいことが沢山あって、このまま酒を入れたりするのが大人(或いは自衛官)らしい流れなのだろうが、未成年なのでやめておく。


 日和が自衛隊の話をするとあまりにも明が興味深そうに聞いてくれるので、いっそのこと入隊してみたらどうかと誘ってみるが…


「無理無理! あんな厳しい場所、ウチには耐えられないって!」


「その割には熱心に聞いてくれるね?」


「んー? ああ、それはなんていうか、ウチの興味本位もあるんだけど、日和が楽しそうに話すから…」


「楽しそう?」


「自衛隊のこと話してる時の日和、すごくいい顔してるよ。好きなんだなぁってのが伝わってくる。だからウチも、日和の話を聞いていて楽しくなるんだ」


 そうだろうか、と日和は自分の頬に手を寄せる。航学での話といえば、3歩以上の移動は駆け足だとか、挨拶をしなかったから腕立てをさせられたりとか、部屋に戻ってみればベッドが滅茶苦茶になってたりだとか…とにかく愚痴ばかりだ。勿論、同期と過ごす時間だとか、楽しい話もある。そういうのを全部ひっくるめて「好き」なのだとすれば、なるほど明の言うとおりなのかも、と妙に納得できた。


「話は変わるけどさ」


 二杯目のコーヒーに砂糖を入れて、クルクルと明はスプーンを回す。


「家のほうはどう? 上手くいってる?」


「実はあんまり…」


「え、じゃあまた帰ってないの?」


 気まずそうに小さく頷く日和に、まじかぁ、と明は頭を抱える。それならどうして連絡をしてくれなかったのかと、そう続けようとしてやめた。いくら困っていたとしても「休暇の間、ずっと泊めさせて」なんて日和がお願いできるわけがない。彼女の性格からして、遠慮して全てを一人で抱え込むに決まっている。こうして心配するくらいだったら、明の方から連絡してあげるべきだったのだ。


「そっかぁ…じゃあ今はどこに泊まってるの? ホテルとか?」


「それが、直也の家に…」


「直也? えっと、同じクラスだった…」


「そう。里見直也」


「はぁぁ!?」


 明の声が喫茶店内に響き渡り、他の乗客の目が一斉に二人へ向けられる。慌てて明は自分の口を抑え、彼女が落ち着いたのを見てから日和はこうなったいきさつをポツリポツリと話し始めた。彼女が長野こっちに帰って来て彼に出会うところから、今の状況…プロポーズされたというところまで、隠さずに。


 本当は全てを話さなくても良かったのかもしれないが、それでも明に打ち明けたのは、相談にのって欲しかったからだろうか。


「はぁ…なんていうか…」


 一通り話を聞き終えて、明は呆気にとられたような顔をする。あまりに予想のしない急展開だったので、言葉が見つからないのだろう。


「里見も里見だけど、日和も変なところで大胆だよね」


「そう思う?」


「若い男女が一つ屋根の下で寝泊まりするとかさぁ…」


「人聞き悪いなぁ。こうなったのは本当に成り行きで、そういう関係じゃないんだけど」


「わかってる。けど、周りからすれば二人が既に付き合っているようにしか見えないよ」


 実際、直也がそれを狙って日和を家に連れて帰ったことくらいは明も感づいていた。彼がいつから日和のことを想っていたのかは知らないが、なんとも良いタイミングで再会できたものだなと思う。もしこれが少しでもずれていたら、例えば直也がもう少し遅れて犬の散歩に出ていたとしたら、二人は決して出会うことはなくそのまま冬休みを終えていただろう。


「案外、運命なのかもね…」


「うん?」


 未だに実家には帰れていないという状況なのに、なんて幸せそうな顔をしているんだろうかと明は目の前の友人を見て思う。


 日和が母親と喧嘩した直後、彼女が一番精神的に不安定だった時に直也は現れた。他に頼れるものがなくて苦しくて、そんな時に人の暖かみを与えてくれた彼に、日和はすっかり心を奪われてしまっている。


 だからこそ、彼女が盲目的になっているんじゃないかと心配してしまう。きっと今の日和には直也のことしか見えていないのだろう。加えてとても真面目な性格だから、彼からの告白に対して真剣に、本気で答える義務があると考えているはずだ。そのこと自体は決して悪いことではないが、彼の家に居候させてもらっているという立場から「彼の気持ちを断るわけにはいかない」なんて思いに至ったら…


 自分の本当の気持ちに嘘だけは吐いて欲しくない。日和が幸せそうにしていることは素直に嬉しいが、そこだけが明には気掛かりだった。


 しかし、結局そこは二人の問題。明がとやかく言う権利はない。だから一人の友達として、日和がどういう答えを出していくのか見守ろうと思った。


「まぁ、いいんじゃない? 里見って、ウチから見ても良い奴だったと思うし、きっと日和のことを大切にしてくれるよ。付き合っちゃいなよ。日和が本当に里見のことを好きだったならさ」


「好き…うん。好き、かぁ…」


 さっきまで明るかった日和の顔が僅かに曇る。


「ねえ明、人を好きになるってさ、どういうことを言うのかな」


「また妙なこと…里見のこと、嫌いなの?」


「そんなことない。好きって言われて、本当に嬉しかったし、応えたいって思ったよ。でも、なにか引っかかるというか…なんだろ、変なかんじ…」


「考えすぎ、な気がするけど…」


 けれどそこが気になってしまうのが日和という人だ。真剣に恋がしたいからこそ、自信を持って直也を好きだと言いたいのだろう。明は日和のそういうところが気に入っていたし、それならばしっかり相談に乗ってあげるのが友達としての役目だと思った。


「ウチもよく分からないんだよね。今まで何人かと付き合ったり別れたりを繰り返してきたけど、未だに「正しい恋のかたち」っていうのが分からない。多分、答えなんてないんだと思うけど…外見とか、考え方とか、自分との相性とか、誰かを好きになる理由は色々ある。結局そこは日和本人にしか分からないんだよ。でも強いて言うなら、その人に頼りたいとか側にいたいっていう気持ちには正直になっていいと思うかな」


 好きだとか嫌いだとか、そういう言葉で括らなくてもいい。それこそ人によって様々なかたちがあるのだから。


「焦らないでいい。取り敢えずは自分の気持ちに素直に、日和がこうしたい!って思うようにすればいいよ。今はよく分からなくても、そのうちきっと自信を持って里見のことを「好きだ」って言える日がくるからさ」


「そっか、そういうものかな…」


 僅かに日和が明るさを取り戻す。相談したことで少しは心が軽くなったようで、明も嬉しかった。


「あ、でも一つだけ」


「なに?」


「恋に夢中になるのも良いけどさ、日和の一番やりたいことを見失ったりはしないでね」


「私がやりたいこと?」


 急になにを言い出すんだと、日和はぱちくりさせた。


「言ったじゃん。自衛隊の話をする時の日和、すごく楽しそうだって。きっとそれが今の日和にとって一番やりたいこと、大切なものだと思うよ。日和に彼氏ができるのは勿論嬉しいけど、ウチはまた日和に自衛隊の話を聞かせて欲しい。恋ってさ、一時的な病気みたいなものだから、どんなに里見のことが好きだとしても、日和の一番大切な部分だけは曲げたらダメだよ」


「私の大切な部分、か」


 つまりそれは「自衛官である坂井日和」を大切にするということ。日和自身、絶対に譲りたくないと思っている部分。それが日和にとって自分を好きになれる理由であり、誰かを好きになれる理由だ。今まであまり気にしたことがなかったが、明に言われてようやく自覚することができた。


 ふと日和はもう一度直也の言葉を思い出す。家族としてうちにいろと彼は言ってくれた。それには一体どんな意味が込められていたのだろうか。自分はもしかしたらその言葉を、ひどく単純に、軽く捉えていたのではないか。


 日和の胸に、また一つ大きなノイズが走った。





From:関先輩

 To:坂井日和


 また難しいことを訊いてくるね。思うに、告白してきた彼のことを「好き」だとはっきり言いきれないから、僕に相談してきたというところかな?


 僕はね、そんな単語に縛られる必要はないと思うんだ。僕が木梨に抱いている想いは「好き」とか「愛してる」とか、そんな安い言葉じゃ言い表せない。上手く言えないけど、彼女のことをとても大切に想うから、取り敢えず「好き」という言葉で済ませているんだ。


 けれど坂井は、こんな答えを僕に求めていたわけではないよね。


 そこで一つ課題を与えよう。


 坂井にとって、誰かを「大切に想う」ってどういうことだと思う? そしてそれは「好き」という気持ちと、どこが違うのだと思う?


 坂井は彼を、彼は坂井を好きなのかもしれない。けれどそれは本当の意味で、相手を大切に想えているのかな?


 時間はあるんだ。よく考えてごらん。それに気付くことができれば、その時坂井はきっと今よりも強くなれるから。


P.S. もし坂井の中でその答えを導き出せたなら、是非僕に教えて欲しい。答え合わせじゃなくて、一つの参考として、ね。

 僕自身、坂井が思っているほどに人間ができているわけじゃないんだ。





 まだ朝日が昇る前、雪坂高校までの長くて暗い坂道を日和と直也は駆け上がる。辺りの空気は突き刺さるように冷たく、少し身体を動かした程度ではなかなか温まらない。


 特に言葉を交わしたりはしなかった。そんな約束をしたわけではないけれど、二人で一緒に見に行こうと決めた「それ」を拝むまでは、なんとなく無駄なことを話す気にはなれなかった。特別な、大切な言葉で新しいスタートを切りたい。そんな思いがあったのかもしれない。


 坂道を上りきって高校の正門に着き、初めて振り替える。遠く下に見える湖には遊覧船が浮かんでおり、日和たちと同じようにその時を待っていた。


 一月一日、元旦。冬休暇の内の一瞬にすぎないけれど、それは新しい一年の始まりとなる日。そしてなにかを始めるにはちょうど良いきっかけになる日。もう少しすると太陽が八ヶ岳の裾野から顔を出し、今年最初の光を街に降ろしてくれる。初日の出というやつだ。殆どの人はこれを迎える為に遊覧船に乗ったりスキー場に行ったりと、それぞれ有名な絶景スポットに集まるのだが、日和たちは今年の走り初めも兼ねて自らの母校にやって来た。当然、年初めの早朝からこんな場所にやってくる人なんて他におらず、今見えるこのカットは二人だけのものだ。


 彼に肩を並べて、徐々に明るくなっていく故郷を眺めた。ほぅ、という優しい吐息が白く儚く冬の寒さに溶ける。まだ言葉は交わさない。水筒に入れて来た温かいお茶を互いに飲み交わし、何を話そうか、なんて答えようか、そんなことを考えながらその瞬間を待ち続けた。


「あっ…」


 山際に一筋の光が走る。同時に湖面が赤橙色に染め上げられ、強い光が二人を照らし出し、あちこちの雪に反射して眩しかった。綺麗、なんて単語で終わらせるには勿体ない程美しくて、雄大な山々に囲まれたこの街がまるで世界の中心にあるんじゃないかとさえ思える。


「明けましておめでとう」


「うん、おめでとう。お互い、良い年にしような」


 取り敢えずは決まり文句。それは次の言葉に繋げるためのきっかけ。


「この前の返事、なんだけど…」


 勇気を出してプロポーズしてくれた彼に、まだ日和は応えれていない。だから今、彼と約束した通り日和の言葉で答えを返す。たぶん直也も予想はしていたのだろう。どんな答えでも受け入れるような、そんな覚悟を決めた顔つきだ。


 二人は正面から向き合う。しっかり、目を見て、真っ直ぐにこの気持ちを伝えたいから。



 けれどどうしてだろうか。まだどこかに残る違和感が彼女の心を掻き乱した。



「私、結婚とかそういうのは、正直まだ実感が湧かないし、よく分からない。それに、直也のこと、まだまだ知らないことが沢山ある」


 ザッと、そんな雑音が聞こえた気がした。言葉を紡げば紡ぐ程、日和の迷いが大きくなる。どうしてなのかは彼女にも分からなくて、それでも必死に自分の気持ちを声に出し続けた。


「でも、直也と一緒にいたい、分け合いたいって気持ちは本当で、だから…」


 口がうまく動かない。考える時間はたくさんあったはずなのに、今日までずっと考えてきたのに、一番の言葉が見つからない。


「もっと直也のことを知りたい。ずっと一緒に走ってきて、今更って思うかもだけど…でも、自信を持って直也に好きって言いたいから…」


 また雑音が聞こえる。なんとか直也に応えたくて、今の気持ちを伝えたくて、思い付く言葉を無理矢理吐き出すのだが、そんなのを彼が期待しているわけないことは日和も分かっていた。ただ「付き合って欲しい」と、最後にその一言を付け加えるだけなのに、なぜかそれが声にならない。


 そんな彼女の真面目さを、直也は昔から知っていたから…


「いいよ、今でなくても。俺は日和の、本当の気持ちを聞かせて欲しいから」


 待つ。彼女が納得できる答えを出せるまで、まだ時間が必要ならば、直也はいくらでもそれを待つことができた。


「ごめん…」


「謝るなよ。別に俺は今日答えを聞かせてくれなんて言ってないんだから」


 そう言う直也の顔はやっぱり残念そうで、余計に申し訳なくなる。本当ははっきりと返事をしたいのに、何故かそれが出来ない自分を、また少し嫌いになりそうだった。


「それはそうと、綺麗だな。初日の出」


「うん。良い走り初めになったね」


「これからどうする? また湖一周するか?」


「あはは。いくらなんでもそれはハードすぎるかなぁ」


 気をきかせてくれたのか、直也は話題を逸らしてくれた。お陰で日和も気持ちを切り換えることができそうだ。


「今年の目標とかあるの?」


「とにかく走りまくるよ。最終的には駅伝のレギュラーになることが目標かな。日和は?」


「いよいよ先任期になるからなぁ。後輩もできるし、もっと自分を磨かないと。取り敢えず体力測定で1級を取得すること、だね」


 自衛隊では定期的に体力測定が行われているが、そこで優秀な成績(全種目1級)を残すと体力き章というバッジを胸に付けることができる。たとえどんなに足が速くても、腕立てが苦手ならこのき章を付けることはできず、全種目で1級を取得することはなかなか容易ではない。ウイングマークと同様、とても名誉ある証の一つだ。


「パイロットになるのに、体力なんているのか?」


「いるよ! むしろ体力勝負なんだから。戦闘機とかになると、凄く大きなGに耐えなきゃいけないわけだし…」


「え、戦闘機…」


 急に直也の声のトーンが変わる。驚いたというか、ショックを受けたような、そんな顔。


「日和って、戦闘機に乗りたいのか?」


「今はそうかな。どうして?」


「例えばさ、パイロットの資格を取った後に民間の航空会社とかに入ることはできるのかなって…」


「民…間?」


 不可能ではない。自衛隊の中で事業用操縦士の資格を取った後に依願退職し、航空会社等に入社して各種の訓練を受ければ、エアラインのパイロットになることもできる。が、あまり現実的ではない。


「パイロットになりたいだけだったらさ、なにも自衛隊に拘る必要はないんじゃないか?」


 ザザッと、今までで一番大きなノイズ。今まで心の中で引っかかっていた何かが、むくむくと大きくなるような感覚に日和は襲われる。


「いや、日和の夢を否定してるわけじゃない。ただ、心配なんだ。俺の知らないところで、日和が危ない目に遭ってるんじゃないかと思うと、凄く恐くなる。我が儘だけど、俺は日和のことが好きだから、一生一緒に走っていたいから…できればもっと安全な場所に居て欲しいなって思うんだ」


「そ…っか…そうだね…危ないもんね…」


 胸が強く締め付けられる。この気持ちをどう表せばいいのか、なんて彼に伝えたらいいのか分からない。


 ただ、彼が言ってくれた「家族としてうちにいて欲しい」という言葉には、こういう意味が込められていたんじゃないだろうか。



 自衛隊を辞めて、ずっと側に居て欲しい、と。



 きっと彼に悪気はない。自分のことを大切に思っているからこその心配だ。その気持ちを汲み取っていたからこそ、日和はなにも返せなかった。


 けれどなんだろう、握ったまま開かれない拳は小さく震え、なにかを圧し殺すようにぎゅっと唇を噛み締めた。


「変なこと聞いてごめん。走ろうか」


「うん…ごめん」


 何故謝ったのだろう。


 答えを返せなかったことにか。優しさを受けきれないことにか。


 それとも、彼の想いに応えられないことにか。


 明るく照らされた街中を、二人はゆっくりとしたペースで走っていく。ここに来た時と同じように、言葉を一切交わさないまま。


 湖に映し出された朝日は、憎たらしい程に赤く綺麗に燃えていた。

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