お手紙
第027話『おてがみ side︰ティア』
――――"ティアお姉ちゃんへ"。
私は人にお手紙を書くのがはじめてですが、どうしてもティアお姉ちゃんにはお礼をしたくてがんばって書きました。
お母さんは前みたいに暴力をしてこなくなり、優しいお母さんに戻りました。今は他のシスターさんと一緒に生活しています。
お友達もできたのでこんど紹介したいです。
そして最後に気になっていたことがあります。
聖堂で読んでもらった本のことです。
その本の作者のお名前が知りたいです。
知らない国の文字で読めませんでしたので、教えて欲しいです。
……では、また会える日を楽しみにしています。
――――
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます