第17話  カラスと聞いて最初に思い浮かべるのは『黒天狗』ではないだろうか?

 ザクロとは『インド・ペルシア原産の果実』。

 ・実は熟すると裂け、裂け目から無数の種子が見える。

 ・種子は、赤く甘酸っぱい。

 ・魔術を『女の技術アート』としてとらえる人々は、世界の象徴であるのみならず『女性器』の象徴でもあり、それ故に『死と再生』をもたらすのだと信じられている。


 アンブロシア

 ・ギリシア神話において、神の食べ物。

 ・これを食べた者は、『不死』になる。

 ・傷口に塗れば、たちまち癒される。

 ・味は『蜜』よりも甘く。

 ・香油代わりに使われるほど『いい香り』がする。

 ・ヘラクレスなど『ヒト』として生まれ神になった者も、アンブロシアを食すことで『永遠の若さ』を得るとか。

 


 グリモワールとは『魔術』の手引書だ。

 

 ・中世以降の『ヨーロッパ』では、魔術について書かれた『本』が長く流行していた。


 ・魔術書には『若い女性』が好むような『異性の気を引く』おまじないの数々が詳細に書かれている。


 イカロスの翼。

 ・アテナイの伝統的な名工『ダイダロス』の作った翼だ。


 ・ダイダロスは、弟子の『ヘパイストス(テーセウス)』が自分よりも優れた『工人』となりそうなのを嫉妬し、アクロポリスの山頂か突き落としまう。


 ・その罪でアテナイを追放された『ダイダロス』は、クレタ島へと移住する。


 ・ミノスの王の陽性を受け、怪物『ミノタウロス』を閉じ込めるの『ラビュリントス(迷宮)』を設計、制作した。


 ・通常の方法では『脱出不能』であることを知っていた『ろうと鳥の羽根』で『翼』を作った。


 ・幼い息子イカロスとともに空を飛んで脱出しいた。


 ・高く飛び過ぎると『蝋が溶け』、低過ぎると海の波しぶきで、翼が重くなることを息子に警告した。


 ・しかし彼は興奮のあまり太陽に近づき過ぎて蝋が溶け、海へ逆さまに落ちしまう。


 ・ダイダロスは無事に降り立つことができ、息子の亡骸を葬った。

 

 関連用語:アリアドネの糸。サモトラケのニケ。アルゴー号。パシパエの木の牝牛。イアソン。


 カラスと聞いて最初に思い浮かべるのは『黒天狗』ではないだろうか?


 カラスは『黒い』という『認識』があるからだ。


 日本に生息するカラスで、最も日常的に目にするのは、『ハシボソカラス』か、『ハシブトカラス』だ。


 一方、ヨーロッパのカラスは『灰色』だ。

 

 また『からす座・烏座』なんてモノもあるな。


 学名:Corvus コルウス


 英語名:the Crow ザ・クロウ 


 和名:四つ星、帆掛け(ほかけ)星。


 春の星座。


 プレイマイオス星座の一つ。


 アラビアでは『砂漠に張るテントの形』と見ており、アルギリ『天幕』という意味を持つ言葉だ。

 

 ギリシア神話。


 カラスは、太陽神アポロンに仕え、白銀の羽を持ち美しいで、ヒトの声を話したという。


 ある日カラスは、自分の不手際を隠すために、アポロンの妻『コロニス』が『浮気』していると『ウソ』をついた。


 アポロンは、それを信じて『コロニス』をしまったが、『真相』が知ると激怒し、カラスを真っ黒な姿に変え、「カーカー」としか鳴けないようにして、『天に磔にした』らしいな。


 暗い夜空では、真っ黒なカラスの姿は、見えず。


 磔にしている4本の銀のクギだけが『星』として、輝いて見えているわけだ。


 ヨーロッパのカラスは、日本のカラスに比べて小ぶりで『ハト』に似ているとか?


 日本では、八咫烏(三本足のカラス)は『太陽神の仕える鳥』として有名で、知能は、小学校低学年程度なので、人語を話せるカラスも存在する。(個体差ある)。

 

 『三つ指をつく(親指・人差し指・中指の3本の指)』という言葉もきっと『八咫烏』からきてるんじゃないかな。

 

 でも現在では、ゴミを荒らしたり、繁殖の時の声『カーカー』が『騒音』問題にまで発展し。


 光るモノが大好きで、イタズラ好きで、悪知恵が働く鳥としても有名だな。


 また『童話』なんかでも『悪い魔女の使い魔』として描かれることが多く。


 マイナスなイメージばかりが目立っているよな。


 ヨーロッパのカラスのイメージ。


 北欧神話では『カラス』は、最高神オーディの仕える『鳥』で、失われた目の代わりに、世界を見てまわる神秘な存在だ。


 ギリシア神話では、太陽神アポロンの仕える『鳥』として登場する。


 中世以降は、不吉なモノ(嘘つき、密告者)として扱われることになる。


 ちなみにヨーロッパでは、『赤ん坊はコウノトリのくちばしで運ばれてくる』とか?


 『コウノトリが住み着いた家には幸福が訪れる』という言い伝えがあるとか。


 

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