水野さんは神さまになった

作者 うさぎやすぽん

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★★★ Excellent!!!

好きな女の子が「神さま」になることに憤る男の子。でも、彼女をいちばん神格化していたのは彼で…… ちっぽけな人間が期待しても失望しても「神さま」には関係ない。
ひとを過剰に崇めることの危うさと切なさを、SF的な要素を活かして一気呵成に書き切った、90秒の青春パンクみたいな短篇です。

★★★ Excellent!!!

もはやタメ口で行く。
これが読みたかったんだよ。
愛する人を失った喪失感、日々何かが失われて行くのに対策すら打てない、彼女の笑顔ばかりがボンヤリと夢の中に漂う。
失恋ってそういうものよね。わかる。

やすぽんは日頃から生きづらい、生きづらいと言っていて、今までそこ止まりだったんだけど、それに対する同調圧力やめろや!って怒りが書き込まれていて良かったと思いました。

もしかして自分でも何が息苦しいのか分からんのか、この人。
ブラックボックスだらけの世界で、言葉が通じる相手を探しとるんか。
想像するだけで苦しそうだな。

そんな空想が入り込む余地があって(あくまで空想ですよ!)個人的には高評価できる作品でした。
俺のテンションが戻って敬語になったところで、レビューを終わりにさせて頂きます。
うさぎや先生、次回作も頑張ってください。