★★★ Excellent!!! こういう世界があってもいいな、と思わせる、まさかのラスト。 躯螺都幽冥牢彦(くらつ・ゆめろうひこ) リストラで大事な色々を奪われた主人公の転落具合が、なかなか容赦がなく、それがリアルさを感じさせます。 『まさかあの人が』 という事は実際に色々ニュースで流れたりしますもんね。 そんな彼が、これまたある日の『日課』でまさかの事態に陥り、迷った末に……という物語。 行き過ぎたあれこれから生じる、理不尽な現実を感じさせる出来事の多い昨今に、一杯の清涼剤の様な効果を感じました。爽快なラストです。 レビューいいね! 0 2018年4月24日 23:19
★★★ Excellent!!! 再生へ向かう人間ドラマ 北大路 夜明 順風満帆に進んでいる人間が挫折を味わい、罪を犯し堕ちてゆく。 これは一歩間違えば、誰もが陥ってしまう危うさだ。 それでも人は周囲の人々に支えられ、自分自身の本来持つ力に気付き、立ち直ってゆく。 自分を、そして大切な人を信じることの大切さを教えてくれる物語です。 読み終えたあと、再生へと続く光が眩しかったです。 素敵な物語をありがとうございました。 レビューいいね! 0 2018年4月18日 23:27