応援コメント

初稿」への応援コメント

  •  企画にご参加いただき、ありがとうございます。改善提案をさせていただきます。

    ◎ワンオブディーズデイズ。たくさんある日常の、とある一コマ。読者は、そこに日常からはみ出した何かを期待します。それがいいことでも悪いことであってもです。くたびれたアラサー女性の日常は、そのまま描かれたのではあらそうで終わってしまい、読後の印象が残りません。怨嗟でも期待でもアクシデントでもチャンスでも、表現の形はなんでもいいと思うんですが、話が出だしとは違う次元に到達する予感を盛り込むことをお勧めします。

    ◎前半の出勤前の日常描写が全体の半分近くを占めていて、ひどく冗長に感じます。明色リップや元彼のアプローチなど心の動きを演出するトピックを盛り込んでいるのに、通奏低音が大きすぎて効果を損なっているように思います。前半の記述をもう少し簡素化することをお勧めします。

    ◎仕事と生活に追われて疲れ、気持ちがすさんでいるのはよく伝わってくるんですが、彼女がそれを受け入れるのか、それとも打破したいのか、心理描写が薄味でいまいちよく分かりません。情景描写を減らして心理描写を増やすとともに、浅い感情ではなく深層心理をきちんと書き込むことをお勧めします。

    作者からの返信

    水円さん、提案をお寄せくださり、またこのような企画を主催していただき、ありがとうございます。

    話の始まりと終わりの落差ですね。これは3つめの心理描写も合わせて、考えてみたいと思います。

    実は何か書こうと思ったんですがテーマに困り、結局、自分に近い人物の朝のシーンにしたのです。途中から復縁ぽい変化を入れて先を予感させるような展開にしようとしたのですが、書いてみると、それも陳腐だなと。
    結果的に自分でも、カタルシス無し、テーマ薄い、わかりにくい作品になったと思っていました。

    理想としては、変化を欲しながらも流されていて、駅から出ると一気に仕事スイッチが入るような形を想定しています。(昔の自分がそんな感じなので。今は執筆がある)
    心理描写は、前にも別作品で指摘されたところでもあり、また個人的課題となっている思考の流れそのものでもあります。想定する展開ともあわせて、特に後段、情景描写とのセット、また最後の駅のシーンで増やしてみようと思います。

    2つめに関しても、せっかく文字数制限があるので、増やした心理描写の分を、前半の文章を減らしてバランスをとることになると思います。


    さて。このような企画があると、読者さんがどこで引っかかるのかがわかりますね。いわゆる「「魔法」がとけてしまう瞬間がどこか」が。
    皆さんからいただいた意見を参考に、この薄味の話がどんな物語になるのか。自分の事ながら、今からワクワクします。
    ……こんなことを書くと自分でハードルを上げてしまうようですが、最後までこの企画を楽しませていただきたいと思います。

    どうもありがとうございました。


  • 編集済

    家を出るまでの様子が事細かに書かれていますので、家を出てから駅までの慌てている様子もあった方が良いように感じます。
    家を出るまでの様子から、きっちりと行動が描かれるのかと思いきや、玄関を出た後、鍵をかけるような描写がなく、思わずつっこんでしまいました。

    せっかく、コツコツと時刻を入れておられますので、それをもっと有効活用できるのではないかと思います。

    地下鉄に乗り込み、スマホでの用事を済ませる。
    場面が変わり、窓の外の風景の描写になる。
    ここで、私はスマホは鞄の中、ぼーっと窓の外を眺めている様子を想像しました。その後、身動きできないほどなのに、スマホが振動して、取り出して読めていることに、違和感を感じました。
    もし、ずっとニュースを見ていたのでしたら、地上に出たことを気付くのは、風景ではないと思います。

    [追記]
    私が電車で窓の外や吊り広告を眺めていることが多いもので。あとは、あまりラッシュの電車には乗らず、余裕がある状態を経験していますので、その中ではスマホを出したり入れたりしている人が多いもので。
    電車内の行動は、身長でも違いそうです。
    最初のつり革を持って立った位置でも、ずいぶん違ってきそうです。長く乗るから、座席の前でしたら、窓の外もよく見えますし、自分の前に空間ができますので、スマホの出し入れもできると思います。が、前に余裕ができる分、身動きできないからは遠くなってしまいそうです。
    奥に行くと降りにくいからと、座席のないドア前でしたら、身動きできないも、人の壁でスマホでも見ているしかないもありそうです。が、人の壁ができてしまう分、窓の外が見えなさそうです。
    なんとなくですが、最初は座席の前っぽい、混で繋がっている表現のところはドアの間っぽい、ガラスに自分が映っているところは座席の前っぽいです。

    作者からの返信

    ご意見ありがとうございます。

    鍵の描写は、私自身が無意識でやっている行動なので抜けてました。個人的感覚ではこれ以上の文字数の増加はするわけにいかないので、全体を少し見直さないといけないかもしれません。ここは急いでいる雰囲気を出しているところなので、その流れを崩さないような描写を検討してみますね。

    スマホはずっと手に持っているイメージでしたが、このようなご指摘があるということは、現実には読者さんにそのイメージが伝わっていないということの証左なのでしょう。

    私自身はラッシュ時の電車に無縁ですが、天王洲にお勤めのOLさんがこんなことを言っていました。ラッシュ時はどうしても男性に身体が密着してしまい、場合によっては息がかかるくらい近くなっちゃう時もあって、お互い様なんですが、視線をどうしていいかわからないので、見るものがなくてもずっとスマホを見ていると。

    実際はおっしゃるように身動きするのはほとんど不可能と思えますので、そうなると当然のことながら予め混雑する駅に着く前に、スマホを手にしておくほかないわけです。

    それと、人間の視野は「片目では鼻側および上側で約60度、下側に約70度、耳側に約90~100度と言われている。両眼がほぼ平面の顔面上にあるため、両目で同時に見える範囲が広い(左右120度)」(以上wiki)だそうです。
    スマホを舐めるように近づけて見ていない状態であれば、つり革につかまって窓側に向かって立っているわけですから、当然窓の風景もその視野に入ると思ったのです。が、考えてみれば、スマホの画面に精神を集中している時であれば、視野界の端の認識として、物の移動よりも光の変化の方が変化の情報として、はっきりと認識しそうですね。

    とすれば、光の変化を視野界の端で察知→見上げると街の風景→地上に出たことを知るという流れになるのが自然でしょうか。もちろん、他にも複数のパターンが考えられるので、いくつかの改稿パターンを検討してみようと思います。

    このような企画をしていただくと、人によって引っかかるポイントが違うというのがよくわかりますね。この点、主催者さんに感謝です。

    またご意見をお寄せいただき、ありがとうございます。お陰さまでブラッシュアップできそうなので、とても助かります。ありがとうございました。


    すみません。先ほど追記に気がつきました。
    電車内の立ち位置の件、すごく助かります。かなりうれしいです。
    どうもありがとうございました。

    編集済
  •  地下鉄に乗り込んですぐの描写は、少し急ぎすぎの気がします。
     私は慌ただしく乗り込んだのですから、視野がまだ広くはないように感じます。
     スマホを眺め、新宿の副都心ビルを見る状態を経て仕事をする私になるのでしょうから、ここはまだ目の前のことをぼんやり見ているように思います。

     「いつもと同じ見慣れた光景」と書いておられますが、少し表現に味がないように思いました。
     車内の具体的な描写で「いつもと同じ見慣れた光景」を表現出来れば、より私の心情が浮かび上がってくるかと。

     ガラスは何のガラスなのでしょうか?
     これを具体的に書くと私の心情が反映されるように思います。
     一言で表現できる美味しい部分だと思いますので、逃すのは勿体ないかと。

     「それは一年前に去っていった男からだった」は少し残念です。
     私が中途半端に説明してしまっているので、作者のあなたが出てしまっています。
     ここは男の名前を放り込んでしまった方が良さそうです。

     以上、気になった部分を書いてみました。

    作者からの返信

     どうもありがとうございます。

     地下鉄に乗ったところですね。改めてそこを読み直してみると、予定よりちょっと遅れたのか、それともギリギリ間に合ったのかでも違う気がしてきました。ご意見も含めて心理の変化を検討してみます。

     ガラスの所は車窓のガラスとするか、ドアのガラスとするか迷ったところですね。
     窓だと映り込みが疑わしいかなって思いつつ、ドアだと『君の名は。』みたいなイメージになっちゃうかなっていうのと、あそこは入れ替わりが激しいような気がしたんですよね。
     のんびりした地方在住なので、書いた時点で確認できなかったのですが、実際はどうなのかなって思ったりして。出張の際にでも、ちゃんと創作のためのメモをしておけば良かったと、後悔しているところです。
     ラッシュでぎゅうぎゅう詰めになっている自分と対比なのですが、さて……。乗り換えさせてドア脇に滑り込ませるか……。
     あとはドア脇の広告欄や車両間のドアの窓という可能性もありますが、そっちだと心情表現としては微妙な気がして却下しました。

     男のところは他の語も含めて入れ替えてみて、一番しっくりするものにしようかと思います。

     こうしてみると、色々と改善点が浮かび上がってきて助かります。
    どうもありがとう。

    編集済

  • 編集済

    この様にナーバス時は
    何気に独り言が多くなりますが、
    この描写では話しているか考えて
    いるだけなのか不明瞭です。

    記載方法を変えてみては
    如何でしょうか?

    まぁ、リードオンリーなオッサンの
    戯言と切り捨てて下さってもokです。

    作者からの返信

    ありがとうございます。

    本当ですね。全部が全部会話ではないですが、ポイントになるところは「」で括ろうと思います。(舌打ちの所は確定ですね)

    このような意見は私の盲点になってるところなので、とても助かりますし、うれしいです。

    他の方からもご指摘があると思いますので、すぐには手を入れませんが、ご意見をお寄せいただき、ありがとうございました。

    編集済