水無月句会 (2018/06/29)

💮朝顔を切子きりこけて夏座敷



💮わたがしを食ひて眺める雲の峰



💮飲みかけの麦茶に葉蓋はぶた山滴る



     ◇   ◆   ◇



「切子って何?」

 先生に訊かれました。

 薩摩切子や江戸切子を、先生はご存じでなかったのです。

 先生は若い頃は真面目に働いていたという話を聞いたことがあります。

 車椅子生活になる前は、堅い生地のズボンと背広、ワイシャツみたいなシャツを好んで着ていました。

 実生活もお堅い人だったのでしょう。

 お酒は接待のときにしか飲まなかったのかもしれません。あるいは、家では決まったお酒しか飲まなかったか。あるいは、全く飲まなかったか。

 華奢な物品も好まず、財布の紐も固かったかもしれません。

 実のところはわかりませんが、先生の新たな一面が見えた一瞬でした。

 三句とも花丸です。

 俳句をつくり始めて1年が経とうとしています。

 時の流れは早いです。

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