第31話 異世界転生させてあげましょう
――――お察しの通りあなたは
―――でも大丈夫、不憫なあなたのために、異世界転生をさせてあげましょう。
異世界転生!?
―――その異世界の名前は『
・・・おい、ちょ待てよ
―――何か?
―――あはは、なので、今回は転生するのですよ? 作者アカウントを変更してください、別の電磁浮遊都市でも磁場でも可ですよ
ええ、そういうこと?
確かにそれ転生な気がするけど・・・
ワクワク感が全くないんだが・・・
「異世界転生なら・・・なにかチートスキルとかもらえたりしないのか?」
―――もちろん、ありますとも!
おお
―――前世からの『知識とステータスを引き継ぎ』です。
・・・微妙
・・・俺みたいなクソステータス引き継いでどうしろと?
・・・・同じパターンで地獄が続くだけ
あああ、どこ行っても結局地獄じゃん
―――もしかしたら、あなたが居なくなったことで隔夜夢がどんどん廃れていく『ざまぁ展開』があるかもしれませんよ・・・ふふ
ねぇよ、底辺ひとり消えたところで誰も気に留めんわ
$$$
どこか遠い場所から声が聞こえてくる。
「ご主人様、夕食の準備が整いましたよ」
む、この声、シヴァか
お腹空いたな、帰るか
「いただきます」
―――まぁ、この ご飯 美味しい デスね
深層世界にいた女神っぽい人物が自然に食卓に紛れ込んでいた。
『あの?この方誰です?』
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