第22話 大炎上



底辺街だって、遠くの風景は良く見える。




他所はずいぶんと良く燃えていることで



「落ちません!」ってそのワードはあかんやつや

対岸の火事見物は嫌いではない、参加する気には ならないけれど



誰でも常に『不満』を抱えて生きていて

火薬のように体の内側に降り積もる。

何かの拍子に爆発したそれは、

悪と判定されたものを必要以上に痛めつけて再起不能にする・・・



飢えている、

隔夜夢だけでなく、世間の亡者は飢えている。

批判する側が、批判される側に、やるかやられるかの世の中・・・



そんなすさんだ世の中

求められているのは「すごーい」「たのしー」

なのではないか

ブラックジョークの効きすぎた某アニメで大笑いした・・・再現度が高すぎ



あ、いい小説ネタ思いつきそう





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