八月八日、九日

 八日。

 ターシャ・テューダー編の詩集『心に風が吹き、かかとに炎が燃えている』を読む。(内藤里永子・訳)

 マザーグースやシェイクスピアをふくめ、さくしゃしょうのちいさな作品まで集めたもの。ターシャがさしを寄せてもいる。

 ふくらんだ実と、愛らしい小鳥が描かれた表紙からの連想か、全編にわたって、はばたきとさえずりが聞こえるような気がする。


 九日。

 図書館で何冊かの旅行雑誌を借りる。来週、北陸から関西地方へかけて足を伸ばすため。

 何事も支度をしてるときは、想像が膨らんで楽しい。暑さと雨がひどくなければと思う。

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