七月二十五日、二十六日

 二十五日。

 ヒワがれて、なにごとか話しあっている。きりころきりころとさかん。無花果いちじくの木のそばではカミキリムシらしいのがよく飛んでいる。わりあい大きいので油断しているとおどろくこともしばしば。

 夜。たいげい。終わってから汗を流すともうねむくなる。


 二十六日。

 台風がくるらしいので、庭のしげりすぎているところにはさみをいれる。ローズマリーがよく香る。葉をすこし収穫しゅうかくして飲用に乾燥かんそうさせておく。

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