四月二十七日

 東には白い月。溶けかけた砂糖菓子のようなのをながめながら歩く。

 少し遠出するとレンゲ畑。風が遊んでいく。花言葉の通り「こころやわらぐ」ところ。

 向こうの山に、ぽつぽつ紫らしい花をつけた木が見える。藤をもっと若くしたような色。はて、なんだろうか。

 道をいく。おめかしは、つつじのおじょうさん。西洋まじりのお着物でどちらへ行くの。みんなかすかに笑っているよう。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る