第44話 『元祖』その9
中央警察のロボット警官たちが、3列直列で専用口からモール内に進行して行ったそのすぐあとでした。
あの、謎のタワービル・・・つまり、モールの屋上のさらに、その上、まさに天に突き刺さるようにそびえ立つあの、ビルです。
そのごく下層階の小さな窓が開いたので
あります。
そうして、その窓から、たくさんのとりさんが、飛び立ったのでした。
はとさんもいますが、カラスさんもいる。
つばめさんも、ひばりさんも、すずめさんもいたのです。
彼らは、ロボット警官さんたちとは違う、四角い煙突のような開口部から、モールの中に進入したのです。
普段は、ふたがしてあって、入れないはずなのですが。
・・・・・・🐥 ・・・・・・・
「いやあ、ここが良い。」
ご老人は、にこにこ笑って、言いました。
それは、正に、うわさのラーメン屋さんだったのでありました。
僕たち一行は、彼にくっついて、お店に入っていったのでありました。
・・・・・・・・・ 🍜🍥🍜 ・・・・・・・・・・
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