第312話 更に両雄頑張ります! (1)

 また声がする。するからね。李儒理儒も含めて、この場にいる戦姫達五人は、声を、台詞を発した女性、戦姫へと注目し、声を返すのだった。



 第7話 更に両雄頑張ります! (1)




「ですよね」と


 先程の問いかけに対して、賈詡嬢が声を返せば。


「はい」と。


 声の主である荀彧嬢が笑みを浮かべながら返事を返せば。


「やはり。そうですよね。僕達も頑張らないといけないなぁ!」


「うん、そうだなぁ。荀彧の言う通りで、俺達も頑張らないといけないなぁ!」


「うん、夏侯惇殿の言う通りで、我等もボォ~ッとしていたら。皆にいつのまにかレベルを抜かれ、おいていかれ。本当の戦い。戦場で、後れをとってしまう事になるから精進せねばいかんな」と。


 華雄将軍が鼻息荒く言葉を漏らすと。


「伯母上は参加をされないのですか?」と。


 自身の首を傾げながら荀攸嬢が伯母である荀彧嬢へと問えばね。


「う~ん、どうしましょうか?」と。


 この綺麗な、麗しい、エルフのお姉さまが、自身の尖った顎に、己の華奢な指先を当て、可愛く思案。考える人へと変化すれば。


「荀彧さんは、僕の隊に参加して、また色々と僕に指南、教えてください。お願いします」と。


 軍師、参謀、なりたての若葉マークの李儒理儒が自身の頭を下げながら荀彧嬢へと戦い。合戦、競技の最中に自分へと色々なスキルの仕様の仕方と。


 戦、合戦、陣構え。戦の最中の兵士への指揮、戦運びなどを指南して欲しいと告げれば。


「はい。李儒理儒殿。分りました」と。


 荀彧嬢は李儒理儒へと笑みを浮かべながら先生、指南役を引き受けると、快く告げてくれると申してくれたのだ。


「荀彧さん、ありがとうございます」




  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る