第285話 相変わらずな二人……(2)

 戦女神様は、魔王様とは対照的な容姿でね。


 大変に形の良い、ふくよかな胸は上を向き。


 彼女のキュンと締まった括れた腰に、丁度良い大きさのお尻、ヒップは垂れる事もなく締まった。


 ボン・キュン・ボンのスーパーボディー、容姿がハッキリと見て確認とれる上に、弁姫皇女殿下の雪のように白い色の肌が大変に良く見える。


 露出度の多いい真っ赤な竜を模られた甲冑はね。


 まるで漢帝国の高祖であるをイメージ、連想させるような神々しくもあり、物々しさも醸し出すような甲冑を女神様は着衣をしている。


 そんな物々しい様子の二人……。



 もう自分達二人の主である李儒理儒経由、仲介で。


 二人の過去の因縁、憎悪、恨みつもりは収まり、仲良く李儒理儒の東太后、西太后の如く振る舞いで、彼の夢だったを管理、監視、しながら生活を続けていた筈なのだ。


 実際朝の朝食迄は仲良く、李儒理儒の里、家の中で、彼の両親も揃うなかで、和気藹々と会話を『おっ、ほほっ』と、嫁らしく振る舞いながら。


 日本の、倭の国の朝食と言う奴を、二人は会話を弾ませながら堪能していた筈なのだ。


 なのに、何故か、二人は?


 お互いが埴輪仕様のおチビな兵達を従えて洛陽郊外の平原で、武器を持ち対峙しているのが目に、瞳に映る、だけではないようだ?


 李儒理儒の魔王様と女神様の後ろにも、未だ戦姫達が物々しく控えているから大変に困った者だと思いながら見詰めてしまう。



 ◇◇◇

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